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読み合わせカフェ・貸切回にお誘いいただいた話

ここのところ月イチくらいで参加している「読み合わせカフェプレミアム」

初めて「貸切回」に参加しました!!

参加日時:11月3日(日)
11:00『モルフェウスの魔境』〈第1部〉女神の剣編
13:30『モルフェウスの魔境』〈第2部〉眠り病編
会場:三鷹 mystery mansion dotsさま


貸切回とは?

個人が主催して演目決め、日時設定、参加者を募るなどして行う読み合わせカフェプレミアム。サイトでのオープン募集を行わない、主催者が参加者を募る形式。
会場や設備、STさんなどは普通の読み合わせカフェプレミアムと同じ。

ことのおこり

発端は前回、9月15日の読み合わせカフェプレミアムにて。

第1部の感想戦の時。
神無月と、ご一緒した雲英さんがこの日第1部・第2部通し参加だという話題になりまして
「やっぱ通し楽しいですよね〜!」
「通しで貸し切り回とかも贅沢で良いですね!」(意訳)
などと盛り上がり、雲英さん・ベルモンさんを中心に本当に企画しちゃう??の空気が高まり……
神無月も「いいですね〜楽しそう!やるなら呼んでください!(ひとまかせ)」と乗っかり……

数日後
雲英さんDM「ほんとにやるので来ませんか?」

本当にお誘いいただけるなんて……!

神無月「行きます!」

まさに二つ返事でした。

至極当たり前といえば当たり前なんですが、
お誘いいただけるのって、めちゃめちゃ嬉しいんですよ。
「一緒にやりたい!」のオファー……とまでは気恥ずかしくて胸張って言えないけど、
少なくとも「一緒にやってやりづらくはなかった」とは思ってもらえてるってことじゃないですか。

本番前もろもろ

時は流れて本番約2週間前
グループDMで、参加メンバーが確定した連絡をいただきました。
初対面の方もいらっしゃってワクワク!

とにかく主催の雲英さん、共催ベルモンさんの事前取り決めともろもろ連絡がとても手厚くて、本当に有り難かったです。
時間とか会場、料金の最終連絡とかね……大事よね……

あとこれは今回特殊だったと思うんですけど、
事前にアンケート機能等で調整を取って役を決め
演じる役が決まっている状態で当日を迎えました。
もちろん初めて。
通常版では絶対起こり得ないし、貸し切り回でもあまりないんじゃないかな。

これはこれで本当のお芝居みたいなドキドキ感あって楽しかったし、
役に合わせて準備……というほどではないけど
役を多少意識して服装を寄せてみたり、
小物やイメージカラーを入れてみたりと遊べたのも楽しかったですね。

世界イメージのネイルしてみた
テンションめっちゃ上がる

服装も実はちょっと意識していました。

役柄としては、
第1部のノアは軍部所属の司令官。
第2部のジュノは女性刑事。
どちらもお仕事ウーマンなので、動きやすいがキッチリ感のあるシックな色のワイドパンツに決定。
トップスはラフすぎず、かといってスーツっぽくなっても平日と一緒だしつまらんなと薄手のニットに。
ただ当日そこそこ暑かったから、シャツブラウスとかでもよかったかも。フェミニンすぎない感じので。
髪はハーフアップにしたけどお団子にまとめるのもアリだったと思う。



いざ当日(※このさき内容ネタバレを含みます)

いつもあまり本編内容や配役については触れないんですが、今回はせっかくなので書いてみようかと。
あ、ストーリー核心のネタバレは避けます。

マダミスほどじゃないし、あらすじを知ってても楽しめるけど、
初見は知らずに行った方が楽しめると思うので、
知りたくない方はここでバックをお願いします。

ワンクッション用の打ち上げブリュレ


第1部 女神の剣 編

ノア・テミス役

主人公・ルゥナとその相棒・シリウスの上司。
軍部の司令官であり、聡明なシゴデキ上司(公式)ということですが……

本当に、こういう役、大好き❤

実はこの役を読むのは2回目。
モルフェウス1部には2回参加したことがあり、
初回ノア、2回目でルゥナを読みました。
やってない役を体験してみたい気持ちもあれど、
ノアの立ち回りが大っっっっっ好きなのでまたやりたい!という気持ちも大きく……
迷いつつ希望を出してみたところ、通りました。
ヤッター!がんばるぞ!

今回もめちゃめちゃ楽しかったです!

途中でちょっと切り替えのスイッチというか
観客にだけ「ん!?」と思わせるポイントがあるのですが、
そこの雰囲気チェンジがちゃんと出来ていたみたいなのでハッピー❤️
ご一緒した方の感想で褒められてめちゃめちゃニヤニヤしました。

スイッチ後も主人公たちの前や公の場では「司令官」と「優しい上司」を崩さず、最後で一気に畳み掛ける感じ!
これがやりたくてある意味リベンジだったので、やり切った満足感はあります。楽しい!

ルゥナ&シリウスは今回も眼福でございました。
幼馴染かつ主従かつ親友(共通のキツい過去持ち)。大好きなやつですね知ってた。
ルゥナはしっかり者でハキハキしていて、軍部でも優秀な存在なのだろうなという感じ。でもシリウスの前だとお嬢様だった頃の名残りというか、少女のような顔を見せるのが可愛い。
シリウスはただのイケメンだった。お声もいい。ルゥナにまっすぐですぐ周りにガルガルするシリウスかっこよかわいくて最高。

今回は貸切なので席移動とかもできて、
ノア(とスイレン)の位置からだと肩を並べる二人を真正面から鑑賞できるという何という良席。帝劇Sかな?
個人的にも好きな二人だし、ノア視点でも絶対かわいくてしょうがないんですよねあの二人は。まあ過去のもろもろは置いといて。というか過去があるからこそ(表向き以上の意味で)気にかけてた面はあるだろうな。
ルゥナは部下として可愛がりつつ認めてるし、シリウスが唸ったり睨んだりしてくるのもかわいい。
序盤、上司として接してたのも別に演技とかではなく本心だと思うんだよね。

スイレンも胡散臭いカリスマ指導者感よかった。
今回のスイレンは人々をガンガン引っ張っていくカリスマリーダーというより優しく包み込んで味方を増やしていきそうな感じがすごかった。人心掌握得意そう。
ノアとは全然違うタイプなので、元相棒時代も役割分担がくっきりしていたんじゃないかな。
最終的な目的というか考え方の根本がまるで相容れないけど、自分の為に行動するというのは一致しているし、お互い一時的に手を組む……という感じで、そこそこ上手くこなしてはいたのかもしれない。
何にせよバチバチバトルするのは楽しいですね❤

ノアは上記3人以外とは絡みがないどころか殆ど面識もあるかどうか(バルバラは知り合いかもしれない)なので、
バルバラ&ナイチンゲールのシーンやロック&マカロンのシーンは完全に傍観者として見ていました。

バルバラ・ファントムかっこよかった!
一場後半の一人芝居から引き込まれたし、飄々とした感じとシリアスな場面との差が良き味でしたね。
娘のクララとのシーンの名台詞が大好き。

ナイチンゲールはとにかく可愛い!はかせ〜^∇^って駆け寄ってくるような画が浮かぶ。感情豊かで子犬のような可愛さがたまらんでした。

ロックちゃん可愛い。自分はかっこよくありたくて可愛いもの好きなのが小恥ずかしい、思春期みたいな子。ベタベタにマカロンのこと大好きだしめっちゃいい子。

マカロンも可愛い。めっちゃ可愛い。常にゆるギャル口調で日々を適当に生きてそうに見えて、実際は勘も鋭いし芯もある、他との軋轢を生まないためのゆるギャルだなと感じた。ロックを助けたいって言ったのは本当に心からの言葉だったね。


第2部 眠り病 編

ジュノ・アテーナー役

タイトルにもなっている「眠り病」を調査する女性刑事。
昔なじみ(大学の同期)のアイリス・フォスに振り回されている。

わりかし苦労人。というか根が真面目でちゃんといろいろこなせちゃうからこそ仕事が積もるんですねえ分かります。
仕事は仕事としてキッチリこなすスタンス、だけどアイリスの前では少し肩の力を抜くというか、大学生時代に戻るような緩さを出してみました。第1部ノアはもっと地位も上だしキッチリ仕事モードだったけど、ジュノはオフもちゃんと見せる感じなのかなと。
ちょっと緩……というかデレすぎてしまった気がしなくもない。だってアイリスかわいいんだもん。

社会人ならみんな力こもる台詞、腹の底から言えてよかった。

アイリスがひたすら可愛い。普段はまあ大丈夫だし常識の範囲内で動く信頼のおける大人同士のやりとりという感じだけれど、稀に突っ走るという感じかしら。
普段からトラブルメーカー級だったらもっと世話焼くだろうけれど、今回のアイリスは結構自立が強くて、だからこそジュノとしては自分が入っていけないもどかしさなんてのも感じる。
アイリスは「上手く頼ってくる」タイプだからジュノとしては頼られるの嬉しいんだけど、むしろアイリスから頼ってもらわないとジュノの方からグイグイ行けない感じはありましたね。ルゥナを泊めることとか、大ネタ記事のこととか、もっと相談してよぉ!

ウワバミくんとは絡みが多くないながらも、ちょっと信頼(一緒にアイリスを支えてってやろうね、お互いアイリスには苦労するねえ、感)を感じる。
後からポッと来たルゥナにはヤキモチというか「取られる」の感情が結構ある(気がした)。けどそれを認めるのも難しいので「あの人は信頼して大丈夫なの」みたいな聞き方になっちゃうんですね〜不器用! 
アイリスのやりたいことを理解しているから協力もしつつ、でも危ないことはしてほしくないんだよね〜。
最初はそんなんだけど夢の中に助けに来てくれたルゥナはマジでかっこよかったです。最高!

前半はガチガチにジュノ→アイリスなんだけど、ジュノが倒れてアイリスがしょげているところ
めちゃめちゃきゅーーんとした。
私の為にこんなに落ち込んで……しょんぼりして、取材も投げ出すなんて……実際言えたら「私なんて放ってちゃんと仕事しなさいよ」って言うのだろうけど、そうは言いつつ、ついててくれるのめちゃくちゃ嬉しいし幸せなのよ。当のジュノは眠ってるから知る由もないけど。
あの場面で「まるで悪夢だ」と吐き捨てられたジュノは本当に強い女だと思っている。

中盤、幼女ドロシーに声をかけるシーン、
「優しかった」「なるほどこんな感じか」と褒めていただいたんですが、
すみません、あれたぶん「ジュノ」じゃなくて「神無月」でした……。神無月が幼児に話しかける時そのまんまだったように思います。
とりあえず違和感はなかったならよかった……のかな? ジュノも子どもに声かける時目線合わせてくれるタイプだと思うよ。

ジュノはそこそこ多くの人とも絡むし、中盤までは謎を整理して解いていく役回りで、ストーリーにもしっかり触れるのが楽しい。
ただ上記の通り途中で倒れてしまうので、クライマックスには立ち入らない。
ラスボス戦は完全に傍観でした。ま、さっきボス戦やったしええか。

カオス様、かっこよかった〜!
今までご一緒したカオス様は、人外っぽいボス感というか主張の強い方が多かった気がするんですが、今回のカオス様は静かでしたね。静かで、穏やかな凪の闇で、だからこそ底知れない怖さがある感じ。
消えてしまうヌゥスとムニミを惜しむところだけちょっと感情乗ってたのもまた良き。
ジュノちょっと対峙シーンあるんですが、目を合わせたら本当に魅入られるかと思いました。すごかった。

夢見の君は儚げ……というか完全に来るであろう結末を諦めて受け入れて「そういうもの」としているがゆえの大人びた雰囲気がたまらなかったですね。だからこそ、ウワバミくんに揺さぶられた時の感情が可愛い。
乗っ取られるところのトレースめちゃくちゃ上手かった。

ヒナゲシは途中までただ夢見の君に仕える優秀な神官(ちょっとお茶目なところはありつつ)という役に徹していたので、最後のシーンで必死さと感情が見えた時のギャップが素敵でした。
こちらも好きな役回りなので、いつかやりたいなぁ。

今回、貸切裏メニューとして、
2部のSTキャラクターであるヌゥス、ムニミ、そしてバルバラ・ファントムもこちら側で割り振っていい!という豪華仕様!
バルバラじゃんけんは発生しました。もはや恒例。
勝ち取ったバルバラかっこよかったですよ!

1部・2部を通して

ルゥナ〜〜〜〜!最高〜〜〜!!!
やっぱ1部・2部通しで同じ人がルゥナやるの良いですね!
今回は主催さんがダイスの女神に好かれたとのこと。エピソードが完璧すぎる。

前回の連続参加の時は自分が連続ルゥナだったので
1部・2部連続参加で違う役というのが実は初めて。
演じ分けというか、二人の違うところも似ているところもそこそこ真面目に考えていったりしました。
そういえばサークル時代もついぞ兼役しなかったもんなあ私。ほんとに初じゃん。

1部・2部と合わせると結構いろんな人と絡めたのも楽しかったですね。
ルゥナ(通し)とシリウス/ウワバミは両方で絡めたし。全然やりとり違う雰囲気になるのも楽しい。
ただマカロン/ヒナゲシだった方とは唯一どちらでも絡みが皆無だったのが残念。またご一緒する機会あったら是非積極的に絡みに行きたいな!

通しで同じメンバーだからこそ、そしてモルフェウスを既に通ってきてる人多数だからこそ起こる、
準備時間の雑談タイムとかも楽しい。
(そして下読みをしそこねる)

1部と2部との間の休憩時間に8人全員でごはん食べに行って、他愛ない話でワイワイするのとか最高でしたね!
大学時代、夏休みとか文化祭前とかの授業がない日にサークルで集まって一日練習して、休憩とか終わった後とかにファミレスでごはん食べて駄弁ってた、あの感じに近い。
青春かも……。

集合写真も撮っちゃったぜ!

第1部
第2部

読み合わせは楽しいぞ!(ネタバレおわり)

打ち上げでは次やりたいことの話でも盛り上がったことですし、また是非ご一緒したいですね!
とはいえ、この8人がフルで全員揃うのは、本当にまた貸切で呼びかけでもしない限りないかも知れない。一期一会なのです。
つながったご縁は大切にしていきたいね。

モルフェウス以外にも参加したい演目あるし、
モルフェウスも全然やりきってないので、まだ通いますよ!


おわり


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