無価値。7
私は自分が大嫌いだ。
何も出来ないくせに偉ぶって、自分の非を認めずこんな状況になってもまだ自分が正しいと思っている。
ないものねだりばかりしている癖に、自分が大人だと勘違いをしている。
惨めな自分を認められなくて、人の幸せが喜べない最低人間。
自信のなさを隠す為に必死に虚勢を張って生きてきた。
そうでもしないと今日まで生きてこれなかったから。
惨めな自分から目を逸らし、なんでもない風にしていないと、自分を保っていられなかったから。
色んなことから目を逸らし、逃げてきた。
よく言えば、生きる為の逃避。
でも私のはきっとただの逃げでしかない。
逃げてきた事に対して何も学べず、何も得ようとしてこなかった。
すぐに目を逸らしてきたから。
そうやってしか生きてこなかったから。
だからしょうがないとまた、自分を肯定して自分が正しいと思い込むことで自分を保つ。
悪循環の無限ループ。
どうしたらいいのだろう。
どうしたらよかったんだろう。
私は自分が幸せになる事に抵抗がある。
幸せになってはいけないと、感じている。
今までの人生と経験と結果から、そう思う。
その価値は、無いと。
無価値。
それが私の名前。
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