【日記】気持ちは連休四日目
連休中、私のわりにアクティブに動いた反動で、今日は一日とろけた脳みそで過ごした。
先月は末頃まで、なかなかの長期間を家から離れて過ごしたし、結構怒涛の日々だった気がする。あくまでも、私のわりに!
いろんなところへ行って、いろんな人と話して、いろんなことを感じて考えて。
「作ること」の基盤が、心を動かすことにあるタイプの人間なので、諸々の刺激から得たものは全て、一つずつ綺麗に心の棚に並べていくところから、旅の記憶整理は始まる。
出先で拾った話しのタネは、とりあえずメモにでもざっと書き上げていく。
感じたことも、印象に残っている目にしたものも、覚えている限り書き殴って置いておく。
今日一日の大半を、そうやって過ごした。
私の緩慢になった記憶や感覚の処理能力では、それが精一杯。
そんな今日、聴いていた一曲。
Aki「秘密の」。
最近なら、AmazonのCMで耳にしたことのある人も多いのではないだろうか。
かくいう私も、その口である。
独特な声質。
Vaundyぽさと「痛いよ」の清竜人ぽさもあって、私にはよく響いた。
何となく気になって調べて、YouTubeでMVにたどり着いて、そのまま見入ってしまった。
最後の十数秒、わあっと色が付く世界がいい。
歌詞も何とも言えない、全体的にぼかされたような、抽象的な「秘密の」もの。
これは感覚で聞く音楽だなと、私の中で分類されたので、作業用のプレイリストに入れて、ぐるぐると漂うように聴いている。
何となくなのだけれど。
どこ目線というより、ただの一鑑賞者として、世の中にはこういう才能が無限にあって、世界に見つからないまま、時の風に紛れることのほうが多いのだろうななんて想像して、勝手に切ない気持ちにもなった。
いろんな才能のカケラが、ふとしたタイミングで日の目を見るといい。
気づかない世界が、もったいなくて惜しくてもどかしい。
秋はセンチメンタルと相性がいい。
はあ、朝方と陽が落ちてからの空気がすっかり秋だ。
一番好きな季節。最高だ。
短い秋を満喫するべく、存分に窓を開けて部屋に風を取り込んで、その渦の中でこうして文字をつづって居る。
先日、とても嬉しいことがあった。それについても書きたいのだけれど、お得意の芋づる形式で、それを語るには先にこっちが…となって、モタモタしている。
感動はあたたかいうちに言語化したいところなので、ぼちぼち芋を掘り進めたい。
ああ、やっぱり、秋は最高だ!(守護の大きな感嘆)