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【日記】秋に浸りながらの作業日
朝起きて、寝室の窓を開けるだけで「秋」が吹き込んでくる。
今日も今日とて、ほど良い気温で嬉しくなった。
私は秋が一番好きだ。
どうかなあ。
これくらいの時期と言えば、もう文化祭も終わって、十二月頭には二学期の期末テストがあるなあくらいという頃だろうか。
暇があると、すぐそんなことを考える。
もう教壇を離れて、随分と時間は経っているのにね。
何でもない日、生徒たちがプリントやノートを書いている様子を、教卓のところにある椅子に腰掛けて眺めた景色を思い出しながら、遠い日に思いを馳せる。
あの、えも言われぬ時間。
書くのを諦めて居眠りをしているつむじ。
何が気に入らないのか、書いては消してを繰り返しているノートの上。
黒板を見るようなふりをして、ちらちらと横目で時計を見る目。
頬杖をついて、窓の外に広がる秋空を眺める横顔。
今日と同じような、秋の風が吹き込んで揺れるカーテン。
その風がはらりとめくっていく、開かれたままの教科書のページ。
どれだけの時間が流れても、もう写真で残したように脳裏に焼き付いている「日常」の切れ端。
本当にいつまで経っても、学校に心を食われたままだ。
そんなことを考えつつ、風に舞って、少し開いたカーテンを閉めるところから、私の今日は始まった。
本日も、ぼちぼちと作業を続ける。
途中、自宅仕事の友人から連絡があって、そのまま作業通話のようなことをしながら手を進める。
その昔、スカイプでそういう作業通話(通称:さぎょいぷ)をよくしたなあ。スカイプって今でもあるのだろうか。
そういう取り留めのないことを考えながら、相互に思うことを気ままに話しつつ過ごすのが久しぶりで、少し新鮮だった。
いつも基本的に何かしらの作業をするときは、音楽を流しているのだけれど、誰かの存在を感じながら過ごす時間もなかなか心地よくて、たまにはこんな日も悪くないなと思えた。
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こないだ食べた、エースコックのワンタン麺の中にいたカマボコのような何か。
豚のマークが可愛くて、嬉しくなった。単純な自分が結構好き。
ここ最近の大きな関心事の一つは、十二月から始まるミュージカル「レ・ミゼラブル」のチケットが当たるかどうかということ。
清水美依紗さんが、結構前から好きなのだけれど、彼女がやるエポニーヌを観たくて…!
彼女と言えば、一番印象的なのは次の曲だろうか。
清水美依紗「Starting Now〜新しい私へ」
ディズニー公式から認められた才能。お腹の奥底から声を出して歌っている様を見かけて、ひどく惹かれた。
ソロでしっかり歌うようになって、新しい曲が出るたびに、その歌声の魅力に驚かされる。かっこいい。
あーレミゼ行きたいなあ!そろそろ当たりますように。
そんなこんなで、今日もいろんな音に囲まれながら一日を駆け抜けましたとさ。