ChatGPTなら小説も書いてくれるかも。試しに、2000文字程度の小説を書いてもらいましょう。ChatGPTのモデルはGPT-4とします。
指定する登場人物は、10歳の女の子と、可愛い宇宙人にしてみました。
1. 小学生向け
ChatGPTへの依頼内容
ChatGPTが書いた小説
ものの数分で書き上げてしまいました。さすが!と言いたいところですが、冒頭で早々にアレ?と思うところが。
女の子を指定したはずが、"「ぼくも宇宙に行きたい!」と強く願ったのだ。" と表現されています。
女の子は『ぼく』とは言わない、と思っているのは今の時代にそぐわないのかもしれませんが。。。(ChatGPTが何を意図して「ぼく」という表現をしたのかと、ちょっと考えてしまいました。)後に続く文章では「私」と言っているので、ChatGPTにおける発展途上の部分が出てきたように思います。
2. おとな向けに書き換え
続いて、これを成人向けにしたらどうなるでしょう?
ChatGPTへの依頼内容
ChatGPTが書いた小説
星間?? 私自身この言葉に耳馴染みがなく調べてみました。星間物質、星間空間、という言葉があるのですね。汗 言葉選びは一般人よりもChatGPTのほうが上回る部分もありそう。「星間環境保護大使」という言葉は、いつか異星人と交流するようになったら現実に使いそうな言葉だなと思いました。
それにしても、環境問題を取り上げたり争いを治めようとしたりするなど、善悪の判断や倫理的な概念も取り入れられていて、改めてChatGPTの許容範囲の広さに驚かされます。人間の思考に近いですね。
3. 続編の執筆にもチャレンジ!
ChatGPTへの依頼内容
ChatGPTが書いた小説
想定していたよりも話の展開に新鮮さと面白さが増していて、びっくり。これをもっと掘り下げたら、立派な物語として出来上がりそうですね。
微笑ましいのが、こちらからの指示の通り、文字通りのハッピーエンドで終わっているところ。笑
指示の仕方によって物語の深さや展開の面白さが増すような可能性を感じる実験でした。今後この物語を深掘りしてみたいと思います。