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母親へ

血筋に感謝して、母におくる。


「MINOさんのお母さんって、いつ休んでるんですか!?」


娘の知らないところで、いや、本当のことを言うと、娘のわたしは聞いたそばから忘れているので、いつも「お母さん、前に言ったけどな」と怒られ「一回、聴いただけで覚えてられへんわ」とわたしは言い返しています。
The 母親のとりとめのない話を、全て聞こうとすると脳がバグを起こすでしょう?(笑)

改めてお歳70にも近くなった母の、スーパー小学生っぷりがすごい😆⤴️みたいで


何曜日に何をしてるか覚えていないけど

毎日、毎日、何かしらやっているみたいです。



あの母の娘だからよく知っていますが、がんじがらめに正しさを求めていたひと。

だから、娘の私もこうやって身動きが取れないんだって、言い訳にしていたひと。


自分が満足に進学できなかったからか、子育てでより、お金にシビアになってしまった母親は、正しさを追及して、好きを置き去りにしていたみたいです。

母が40歳の頃に、70歳でも着れそうなデザインの服を買っていました(笑)
長持ちするから。

いま、その年齢になったのに、絶対、デザイン的にも着てないし、お歳が近づいたいま、絶対に年齢なぞ気にして服を買っていないとわかるデザイン(笑) 

時代も変わって、ミセスやオールドミセスのイメージも変わって、若々しくなりましたしね。


今の母親は、習い事が毎日、沢山です。


昔の母は韓国語とか、一向に喋れないことは密かにすみに置いておけば、いつか、いつなんどきか、役にたちそうな、と思わせてくれそうな習い事をしていました。


けれども。
今は、「なんで始めたん?」と聴けば「やってみたかったねん」しか返ってこない、ただ楽しいだけの習い事をしているみたいです。

もう、わたしもいちいち頭ばぐりそうな、
和風からフランス風から大衆からなんやかんやが毎日。

そして、毎日、おうちでのお稽古を欠かさない。


MINOは、血筋に感謝します。

わたしは、すぐ、なりたいものを外に求めたくなるんですけど




血筋を信じて、わたしを信じれば、
何も驚くことのない当たり前のことですが、

そこには、ただただ、
替えがきかない「わたし」がいます。


自分のことは見えないけど(笑)
俯瞰して、わたしはわたしをみてみます🌱🌼



MINO



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