#27[🇨🇳19歳女子1人旅]上海VISAなしトランジット観光 &Alipayについて

トランジット観光について

私のスケジュール

ハノイ→上海→青島→ソウル→東京の航空券で、
上海で乗り継ぎ時間が丸一日あったため、トランジットビザ免除措置を利用して上海一日観光をしました。

この記事ではトランジットビザ免除措置利用の流れと、Alipayの利用方法ついて紹介します。

上海の観光地をいけるだけ周ろうと前日に必死に調べて観光してきたので、この日の歩数は4万歩を超えました。換金なしでalipayを利用してきたのでその利用方法についても紹介します。Alipayはお店での支払いはもちろん、公共機関の支払いもできて本当に便利でした。また、上海の観光も地下鉄を利用して思ったよりもスムーズにすることができたので、乗り継ぎで上海に行く予定のある方はぜひ参考にしていただきたいです。

私の飛行機のスケジュール

ハノイ→上海　3月30日6時25分着
上海→青島　3月30日22時25分発
　青島で空港泊
青島→ソウル　3月31日8時25分発

ビザ免除措置を利用する流れ

入国の流れで通常の入国ゲートとこのビザ免除措置を利用する人向けのゲートに分かれていました。ビザ免除措置利用者向けのゲートの流れに沿って手続きを進めます。審査官のところに行くまでに、指紋取得やパスポートのスキャンなどの手続きがありました。

審査官のところでは、パスポートとハノイから上海への航空券、帰りの航空券(上海から青島、青島からソウル、ソウルから日本行き)を提示しました。その後、審査が取ると、パスポートは審査官に渡したままでその先へ進んでパスポートの返却を待ちます。数十分くらい待ちました。

ネットで調べていたところ、ホテルの予約確認書が必要との情報が出てきて、空港泊の予定だったので許可が下りるかどきどきしていましたが、24時間以内のビザ免除措置の場合、ホテルの予約書は必要ないそうです。(逆に72/144時間の場合はホテルの予約書が必要だそう)

パスポート返却後、確かめてみると、24時間以内のビザ免除書が貼り付けられていました。

自分が24時間以内の免除措置になるのか、144時間以内の免除措置になるのか分かっておらず、また、審査の時に聞かれなかったので、航空券を出していたのでそれに合わせて審査官が選択してくれると思っていました。ですが、飛行機の時間的に24時間以上中国に滞在するので、144時間の方になると予想していました。24時間以内のビザ免除の貼り付けを見て、24時間以上滞在することになるので大丈夫か不安になり、審査官に質問しに行きましたが、日付で判断しているので大丈夫とのこと。(30日に到着して31日に出発するから)

もし何かしらあれ？と思うことがあればすぐ職員に再確認してみた方が良いと思います。私の場合、大丈夫との回答でしたが、もしミスなどで滞在時間が規定を超えることになってしまったらかなり大変なことになると思います。再確認して安心することができたので良かったです。

緊迫した雰囲気に

私の他にもいろいろな国からの観光客がこの免除措置を利用していたのですが、パスポート返却街の際に、ある家族が職員からとても質問攻めにされていて、小学生くらいの男の子が怖くて泣いちゃう場面に遭遇しました。

すべては聞けなかったのですが、トランジット免除措置を利用できる滞在時間なのに、お父さんが他のビザを事前に申請してしまっており、でも到着してからトランジットビザ免除措置利用列で手続きをしたのでトラブルになってしまったようでした。職員も何人か集まってかなり威圧的な態度で、その家族に向かってあなたたちはこれで入国できない、なぜビザを取ったのか、など質問攻めにしていました。子供たちはずっと不安そうな顔でやり取りを聞いていましたが、男の子は怯えて途中で泣き出してしまっていました。

質問攻めにされず、スムーズに手続きできた後でしたが、私も怖くなってしまうほどかなり問い詰められていたので周りの雰囲気も緊迫した感じになっていました。

その後その家族がどうなったかわかりませんが、無事に滞在できていることを願います。

トランジットビザ免除措置の概要

①「24時間以内」の滞在を対象としたもの
②「72時間・144時間以内」の滞在を対象としたもの

ビザ免除措置が適用されるには、次の3点の条件を満たす必要がある。

①72時間もしくは144時間トランジットビザ発給対象国（日本を含む53カ国、注）の公民であること。日本国民への同ビザ免除措置は2023年1月29日から再開されている（2023年1月30日記事参照）。
②本人の国籍を証明できる有効期限3カ月以上の国際旅行証明書を所持しており、中国を経由して第三国・地域へ入境する条件を満たすこと。
③72時間もしくは144時間以内の搭乗日と座席が確定された第三国・地域への乗り継ぎ航空券または関連証明書類を所持しており、記入済みの外国人入国カードを持ち、入国審査ブースで入国管理官の質問に応答すること。


これらの条件を満たす外国人は、23都市のビザ免除口岸（通関地）で72時間もしくは144時間ビザ免除申請を提出することができる。なお、口岸ごとに滞在可能地域が定められている。

主要な144時間ビザ免除口岸は次のとおり。北京首都国際空港、北京大興国際空港、北京西駅、天津浜海国際航空、天津国際クルーズ母港、石家荘正定国際空港、秦皇島海港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は北京市、天津市、河北省。
上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港、上海海港口岸、上海鉄路口岸、杭州蕭山国際空港、寧波櫟社国際空港、南京禄口国際空港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は上海市、江蘇省、浙江省。
広州白雲国際空港、深セン宝安国際空港、掲陽潮汕国際空港。これら口岸で入境した場合の滞在可能地域は広東省。


72時間ビザ免除口岸は次のとおり。長沙黄花国際空港。滞在可能地域は湖南省。桂林両江国際空港。滞在可能地域は広西チワン族自治区桂林市。
ハルビン太平国際空港。滞在可能地域は黒龍江省ハルビン市。


また、注意事項として、残存有効期限が3カ月未満のパスポートまたはその他の国際旅行証明書を所持している者、または中国の査証発給拒否のスタンプが押されている者、または5年以内に不法出入国、不法滞在、不法就労の記録がある者は、72時間もしくは144時間トランジットビザ免除を申請できないことが挙げられた。

国家移民管理局、72時間・144時間トランジットビザ免除手続きを解説(中国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ

Alipayについて

私は到着してからダウンロードして手続きを進めましたが、日本にいる間に済ませておくことを強くお勧めします。電話番号の認証が必要でしたが違うSIMを使用しており、家族の助けを借りることになりました。

使用方法について

①アプリをダウンロード
②電話番号認証で利用登録
③支払いカード情報の登録
④ID認証(パスポート)

アプリの中身はこんな感じで色んな機能があります。scan or payのところからお店での支払いができます。transportのところから、地下鉄やバスを選択すれば、公共機関も利用することが出来ます。

クレジットカードを登録すると、支払いQRコードを出すことが出来るので、そのまま1度空港のコンビニで試してみました。しかしエラーとなり、アプリをみてみると、IDの認証が必要だと分かりました。

使用する前にIDの認証を忘れないように注意してください。

利用明細もすぐ見ることができ、ほぼすべてのお店で使用することができます。換金しなくても、Alipayを活用すれば全く困ることなく上海観光をすることができました。