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絶望女、マッチングアプリで結婚すると決める。


35過ぎて普通の出会いは難しい、と巷で囁かれていますが
普通の概念とは何でしょうか?


タイトルにもある通り、マチアプ婚•ペアーズ婚など耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。
私もマッチングアプリで知り合った彼と結婚をします。まだ婚約段階ですけれど。

初婚年齢が上がり、生涯未婚率もぐんぐん上がっている昨今。
使えるもんは使わないと、出会いなんて転がってないんじゃないかなあと個人的には思います。
世間がどうこうというより、少なくとも私の生活圏内においては
オンラインも利用した方が良いのでは…と判断しました。

今でこそ定職に就いていますがアプリを利用する時には不安定なクリエイター業をしており
時間もお金もない、職場=家で
異性との出会いが望めない環境だったのです。

もちろんそのような身分で、結婚なんて大それた夢は掲げておりませんでした。
ただ、たった1人の「運命の人」「心の安全地帯」に出会いたいという一心でした。

自分がクリエイターとして会社員並みの所得を得て
貧乏ルームシェア生活から自立し
そうなった時に将来のことを考えたいと思っていただけです。


条件としてはかなり悪いでしょうね。
35オーバー、非正規、クリエイター。
誰がどう見たってお世辞にもモテ筋ではありませんでしたから。

当時の友人達に「素敵な恋愛をしたい」
「彼氏が欲しい」「身を立て自立したい」と
宣言した時
鼻で笑われました。

欲張るな
恋愛も仕事もは欲しがり過ぎ
女優でも離婚してるからあなたには無理
その歳じゃ絶望的
非正規だから誰も結婚したいと思わない


とか、傷つくことを
「普通の一般常識」を鼻先に突きつけられましたよ。

でも、そもそも普通の人生を歩んできていませんでした。

生い立ちから何から、常に追い立てられるようにして
その道しかねえ!という感じで斜め横断してきたのです。

だから、「それってあなたの感想ですよね」と本気で思って
自分は自分なりのやり方で幸せ掴むしかねえ!と考えました。


辿ってきた道、選ぼうとしてる道…
人生には無限の分岐があります。


マチアプ婚を聞いたことがあっても、
調べてみると詐欺の温床であるとか
カタログ気分が抜けなくて
交際に発展してからもアプリを退会していなくてトラブったりなど
マイナスなお話は沢山出てきますよね。
私もそういう理由で、アプリには良い印象はありませんでした。

結婚自体にも、家庭環境や友人の離婚劇や
不倫などなど様々なノイズのおかげで
全く良い印象はなく。


でも、目標(経済的自立・大切な人に出会う)
を立てて現在地とのギャップを冷静に見つめた時
今できることを今やるのが最適な行動だな」と考えたのです。

大切な人に出会う→マチアプ登録
アプリには事故物件しかいない、と言われても
機会損失より恐ろしいものはありません。
使えるもんは使います。

経済的自立→一般企業への就職
これも35過ぎでは難しいとか言われていましたけれど仕事を選ばなければ不可能ではないと考えて
アプリ登録より先駆けて企業研究、転職活動をすることにしました。


こうして、普通じゃない年齢で普通じゃない夢を叶えるために動き出したのが今から半年前のお話です。


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