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【マーケティング基本①】自分の商品を単語で、特徴と効果を短い文章で書出してみましょう

 物販だと実際にモノがあるので、難易度が下がるのですが、カタチがイマイチぼんやりしているもの、考え方や知識などカタチがないもの(実際には講演やセミナー、有料配信という媒体はあるのですが)に関して、この人は何を売っているのか?と考えてしまう広告をSNSでよく見かけます。

 ”マーケティングをするということは、商品を売りたいから”ということを念頭に置いて手順をご説明していきたいと思います。


⒈商品を必要最小限の単語に絞り込みましょう

 大企業なども使ってはいますが、SNSの広告。費用も安価ですし、ターゲットの設定も楽なので使ってらっしゃる個人事業者さんも多いですね。googleやyahooなどの検索エンジンを使わずとも、興味のあるジャンルの広告が流れてきます。

 そこでよく見かける文句なのですが、『○○する方法』、『○○な考え方』、『成功例』なんて言葉の洪水。ご自身の商品をきちんと入れ込みましょう。後、よく見られるのが、商品名は入っていても、形容詞を付けすぎて、もはや原型が良く分からない商品。端的な単語でご自身の商品をきちんと認識しておきましょう。先ずは、ご自身の商品の質を高めることに力を注いでください。商品の質が上がれば、最小限のぴったりな形容詞はおのずと絞られてきます。

 何を売っているか看板の出ていないお店には人は入り辛いものです。また、商品がきちんと明記されていないと、何を買わされるのか分からない。。。と不信感を持つ方の割合が上がります。


⒉商品の特徴を箇条書きで書出しましょう

素材1

市場が大きい場合は競合対策になるかと思います。しかし、規模が小さい場合、先ずはここから始めてください。余裕が出たら、同じような商売をされている方を研究することも参考になる場合がありますが、個人で規模が小さい場合、あれもこれもやってしまうと、本業がおろそかになりますので、負担にならない程度におさめてください。

 箇条書きが出来たら、重複しているものがないかチェックしましょう。大体ここでいくつかの文章は消えます。抽象的なものも消してください。例えば「業界屈指の○○」とか、「○○でお悩みの方が絶賛」のような「どこのなんの調査で屈指???」、「○○で悩んでいる人が世の中何人いるのかわからないのに?」という表現は消してしまいましょう。逆に「フォロアー現在1万人」など、説得力があるものは残しましょう


⒊商品を購入することで得られる効果を具体的に

 効果を期待せずに商品を購入することはありません。どのような効果が得られるかを明確にしましょう。例えば、100円のあんパンと500円のあんパンでは、同じあんパンでも得られる効果は違います。100円のあんパンはそれなりですが、お財布には優しく、お腹は満たされる。500円のあんパンは厳選された素材、たっぷりのあんこ、あんパンにしては高価ですが、美味しさと特別感で幸福感を与えてくれる。自分の商品が消費者に与える効果を具体的に書出してみてください


まとめ

 先ずは、ご自身の商品に興味を持って徹底的に客観視して見て下さい。ここでご自身の商品に足りないもの、付け加えられるものがあれば商品を改良することもアリです。改良をして、また客観視して買い手に満足してもらう商品を開発する。これもマーケティングに含まれます。


 次回はこの作業を実際のサンプルに沿って記事にしたいと思いますのでお楽しみに。マーケティングを勉強したり、実際お仕事をされている方にとっては、基本の「き」であって、何ら目新しいことは無いかもしれません。しかし、意外とココが出来ていない事が多いということも事実です。

 後、私自身この分野で専門用語が多すぎて、とっつきにくいなぁ。。。と思うことが多く、できるだけカタカナの専門用語や日常あまり使わない単語を使わずに解説が出来たら、と思っております。

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