【マーケティング実践③】顧客の需要をフィードバック
唐突ですが、昨今流行りのハイウエストのデニムが苦手です。胃下垂気味でして、ウエストの位置をデニムのような固い生地で締め付けられると、医が締め付けられて気分が悪くなります。
アパレル業界のトレンドの統一化のお陰で、昨今腰で履くタイプのデニムを探すことが難しいですね。安価なメーカになればなるほど、お目にかかれない。幸か不幸か、このコロナ禍でリモートワークの上、庭以外に外に出る機会はあまりなく、マスクをしてしまえば誰だかよくわからないので、ゴムウエストのパンツを愛用するに至り、ある意味コロナ収束後に今までのパンツを履くことができるのか不安に思っている次第です。
何が言いたいのかといいますと、一昔前は下着が見えるほどのローライズが流行りましたが、今や足長効果を狙ったハイウエストが流行り、コロナ禍という不測の事態でゴムパンツが売れる。。。といった流れがアパレルに限らずあるということです。時代の流れの上の流行もありますし、環境変化による需要もあります。
⒈商品が時代に合っているかどうか
私は40代半ば、私の時代の子育て。。。と考えて、今の時代の子育てと大きく変わります。学校の制度もそうですし、子育ての常識が全く違います。google先生に子育てというキーワードで教えてもらうと、世のお父さん、お母さんは仕事との両立や𠮟り方、進路、発達障害、進学、お金などの悩みを抱えていると教えてくれます。この中にきちんと自分の商品がマッチしているか?顧客の需要を考察した際の項目とズレていないか、漏れていないかをチェックし、盛り込むに無理のない場合は商品の中に盛り込みましょう。
例えば、私の依頼主の商品は素質応用理論から自分の素質と子供の素質を理解して、考え方と接し方を変えることによって、子育ての悩みから解放されましょう、という講座ですので、お金の面についてはアドバイス程度はできても、考え方を変えるだけでお金が湧いてくるわけではないので、切り捨てます。
仕事との両立にしても、𠮟り方にしても子供と対立したとき、もしくは子供が何を考えているのか分からず途方に暮れた時、自分がそのような時にどのように考えて動く傾向があって、子供がどう考え動く傾向が分かれば、自分のクセを踏まえた上で、子供の気持ちに寄り添うことが出来るでしょう。子供が発達障害であると診断された場合も自分の素質の傾向から感情をコントロールしたり、進路について子供と対立した時も素質応用理論が応用可能です。
そして、ここで一点気付いた点としてすでにアップしてあるHPやfacebookなどのSNSで、悩みが無くなる方法論がイマイチ伝わっていないことです。これは要改善点となります。
⒉商品が今の環境に合っているかどうか
今は言わずと知れたコロナ禍です。様々な情報媒体からコロナ禍での困難な子育ての情報が流れてきます。通常の生活が出来なくなってしまった今、子供ばかりか親である大人も気持ちに余裕がありません。ここにも素質応用理論が使えます。
そして、ここでも気づいた点が、ブログ等でコロナ禍の子育てや心の持ちようについて触れてはいるのですが、目立つところに記載がない点です。書いてあるけど見つけられない、は書いていないことと同じです。
自分の商品がコロナ禍のいつもと違う親子関係に何を根拠に効果があるのか大きく打ち出すとまた結果が違ってくるかもしれません。
⒊まとめ
良い商品=売れる、とはなりません。しかし、良い商品でなければ継続して売れません。商品をきちんと作りこむことは必要最低条件として、流行に乗って利用可能か、今の状況においてその商品をどう使うか、を盛り込んでいきましょう。