「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために」
久しぶりの投稿になります。
今日はある1冊の本を読んで感じたことを
書いてみようと思います
この本はお友達から読んでみて!と
オススメしてもらい読んだ本です。
幡野広志さんの言葉はとても
わかりやすく、ストンと落ちてくる
言葉ばかりでした。その中から
いくつかご紹介したいなと思います。
■こどもって選択権がないんですよね
”〜こどもって選択権がないんですよね。
立場が弱すぎて親に従うしかないの。”
こう描かれている場面があります。
いいとか悪いとか、ではなく事実だと
思うんです。小さい頃はその関係性が
必要な場合が多いです。
でも、成長の過程で少しずつ
選択することを訓練する必要が
あるんだと思うんです。
ただ、それって親にとってみたら少し
居心地が悪く感じるかもしれません。
だって、小さい頃は全て親の言う通りに
動いてくれたから。
でも、いつかは大人になって自分の道を
自分で選んでいかなくちゃいけない時が来る。
そんな時、親が決めてあげるわけには
いかないですよね。
選択する練習、そこで必要なのが、
「選択するまで待ってあげること」です。
時間がかかるかもしれない、何度も変わる
かもしれない、それでも信じて待ってあげる、
それって親だからできることですよね!
自分のこどもだもん、信じてあげられるんです!
■生きるとはありたい自分を選ぶこと
”〜生きるとはありたい自分を選ぶこと。
進路でも仕事でも就職先でも、住むところでも
パートナーでも何かを選び始めた時
その人は自分の人生を歩き始める。
誰かに奪われかけた自分の人生を取り戻す。”
誰かが作った道を歩くのではなく
自分で選んだ道を歩いていくのが人生。
それは全て選択から生まれていくんだと
いうことです。選ぶことって生きていく上で
本当に大切なことだなって改めて思います。
こどもだけでなく大人だってそうです。
自分の人生を歩いていいんです。
「だって・・・」という言葉、聞こえて
きそうですが、それはストップです!
どんな小さなことでも自分で選択できる
って思うだけでいいんです!
コーヒーを飲むか紅茶を飲むか、
ご飯を食べるかパンを食べるか、
こんな日々のちょっとしたことを
自分の意思で選んであげる。
自分で選んだということを意識することで
ちょっと幸せを感じられたら
選択することの大切さに気付けると思います。
そんな小さな選択が人生を変えるわけでは
ないかもしれない。でも
小さい積み重ねが、自分の気持ちを豊かに
していってくれることは間違いないです。
それってきっと選ばない人生よりも
ずっとずっと幸せな人生ですよね。
■親子関係が深く関わっていた
”〜生きづらさの根底には
親子関係が深く関わっており
生きやすさの根底にも
親子関係が深く関わっていた。
両者の違いは
子供のことを肯定したか否定したか
の違いだった。”
これって親でも子でも
どちらも同じですね。
お互いを肯定していけたら
一緒にハッピーを作っていける。
お互いを否定していたら
なんだか居心地が悪くなっていく。
親であれこどもであれ
せっかくの人生。
縁があって親子になった人生。
できる限りハッピーでいたいと
思いませんか。
そのためにも「ダメでしょ」とか
「ちゃんとしなさい」とか
否定する言葉をできるだけ言わずに
「どう思う?」「どうしたい?」と
一緒に話せる時間を持てたら
いいですよね。
大人だから、とか親だから、とか
そういうの全部取っ払って
人として同じ立場で話ができたら
そこに肯定の言葉がたくさん
出てきます。
それは間違いなく
生きやすさに繋がりますよね。
実際に
この本を読んでみなさんがどう感じるか
これは人それぞれだと思います。
ぜひ気になった方、読んでみてください。