(7):平均値の差の検定
帰無仮説の表現を確かめよう検定のときに最初に設定するのは帰無仮説の方ですね。クロス表の検定のところで、期待度数というのは何も期待しないこと(=帰無仮説)で、検定というのは帰無仮説の世界でやっている、ということを書きました。平均値の差の検定でも同じです。
平均値の差の検定では、期待度数は登場しませんが、「何も期待しない」という点は同じです。ふつう、平均値の差の検定をするときには、「こっちのほうが高いって出てほしいなあ」という淡い希望をもつものです。
新しい指導法の方が効果が