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わたしのデータ化、リスト化遍歴6〜紙相撲4
すっかり紙相撲にはまった中学、高校時代。
86人の力士を抱え、彼らの生活の心配までして給与額も算出し、星取表や取り組み手順をワープロを駆使して作成しました。浪人するとも知らずに…。
紙相撲本場所はわたしのマニアック家族により第4回まで実施されましたが、その後、誰も知ることなくわたしが継承し、第17回まで実施されました。
昭和から平成へ、わたしの紙相撲人生。妄想の世界。
トーナメントの実施
しかし、本場所だけにとどまりません。リアル大相撲でもあるじゃないですか、大相撲トーナメントが!
ですのでわが紙相撲界においても、本場所の合間に紙相撲トーナメントを実施しました。記録によると第15回大会まで実施しています。
まさに、このために力士を増やしたと言っても過言ではありません。
トーナメントとなるとやっぱり8の倍数、64人は必要です。もともと紙相撲キットには40人の力士がセットされていました。
64人にするために力士を増やしていった、ということもあるのです。
さらに128人まで増やす計画があったかどうかは覚えていませんが、きっと実行に移す前に浪人が決定したんでしょうね。
部屋別対抗トーナメントも
さらにさらに、部屋別対抗トーナメントも実施しました。こちらは歴史が浅く第4回まで実施。
紙相撲本場所ではリアル大相撲と違って同部屋対決アリでやっていました。対戦相手を組むのに同部屋対決を考慮しないほうがラクだからです。
しかしわが紙相撲界ににおいても部屋の重要性を力士たちに伝えたい。そもそも規定により横綱は無条件で親方株取得により部屋を持てますし。
このとき当初8つの紙相撲部屋が14に拡大していました。
トーナメントでは若手力士にチャンスの芽があります。
本場所では厳格な昇進規定に基づいて数場所かけてゆっくりと昇進していきます。
しかしトーナメントであれば新入り力士であっても力があれば勝ち進み、優勝も可能です。
いわば、新たに作った力士がどのくらい活躍するか、お試しの場でもあるわけです。
紙相撲の弱点3つ
こうして中学、高校時代に楽しんだ紙相撲ですが、弱点が3つあります。
①利き腕側が有利
左手を東、右手を西として、人差し指と中指を交互にカタカタと土俵をたたくと力士たちがその振動で寄ったり倒したりするんですね。
で、どうしても利き腕の方が力が強いので、利き腕側の力士が有利になってしまいます。
あえて反対側を強くすると自然と利き腕側も強くなったりして、もうわけわかんない感じになります。
②誰にも話せない
これだけ熱中していても、この面白さ、この妄想の世界…、誰にも話すことはできません。
今でこそ、暗〜い闇の世界を過ごしました、と言えますが、当時は自分の中にしまっておくしかありませんでした。
そもそも紙相撲に興じている人、なかなかいないですよね。話したところで共感を呼べません。
③浪人する
これは紙相撲というより自分が悪い、ただそれだけです。
でも、立派に大人になりました。中高生の親御さん、あなたのお子さんが紙相撲にはまってても大目に見てやってください。
ちなみに、こうして書き綴ることができるのも、データをちゃんと保管していたからに他なりません。
ほんとはどの力士が横綱で、誰が最多優勝しているのか、受賞力士の記録はどうか、有望株は誰なのか、お伝えすることができます。
そんな日が来るかどうかわかりませんが、今回はここまでにします。
(終わり)