フリモメンの話
フリモメンを導入した話の続き、ではなく本当にただ適当にフリモメンの話をしているだけの記事になります。ほとんど思いつきをそのまま書いているような文章なので深い意味はないです。
記事とは関係ありませんが、フリモメンSVを使った自作の動画は現在10件となりました。いつもお世話になっております。
カレーと思ったらライス
歌声合成において間違いなく異色な存在であろう「青い全身タイツのマッチョマン」という外見から受けた第一印象とは裏腹に実はむっちゃ汎用性の高いキャラクター、というのがSV購入から約半年経ちつつある現時点の認識です。あのクセ強インパクトな印象とは裏腹に、あの人(?)の凄さはカレーライスで言うカレーのように何と絡んでもカレーにしてしまうような自己主張的な個性ではなく、むしろ何をやらせても、どこで現れ誰と絡ませても逆に違和感のない謎の包容力と寛大さの方だと思われます(料理の色はともかく)。ゆえに彼は圧倒的にライスなのでしょう。あとナンとかチャパティのように「カレーみたいなやつだけを相棒と認める」みたいな感じでもないですし(ナンやチャパティに他の食べ方があったらすみません、多分あります)。
死ななさそう
前回の記事では発売前に「絶対欲しい声質ではあるものの、自分の陰鬱な作風は彼の芸風にそぐわないのでは?」的なことで色々悩んだ話を書いていましたが、その感覚から今に至り少しずつ変遷がありました。ある意味むしろ、公式に彼がネタキャラに徹しているからこそ自分の方からはド直球に「死別」とか「希死念慮」みたいな歌を任せようと思えるかもしれない、みたいな感覚への変化です。何があってもギャグ補正で絶対死ななさそう。いや、でも絶対死ななさそうな人だからこそ、これがもし棺桶の中で目を閉じてたら「眠ってるみたいじゃん、起きろよ…」っていう気持ちが湧いて普通に辛くなってしまうかもしれない、どっちだろう。
史実の面白さ
重音テトの出自に対しても同様の面白さを感じていますが、架空の人物として設定されたプロフィール以上に複雑な史実エピソードを持つキャラクターというのはそれだけでなんか面白いですし人生っぽい深みがあって大好きです。出自となった制作ソフトはおろかFLASH自体がサ終してなおキャラクターとして生き残っているのは実際大分おもろいです。初音ミクよりも先輩だったんですね…。
重音テトとのデュエット
もともとSynthesizerVで最初に迎えたのが重音テトだった、その次に迎えたのがフリモメンだったために同じツール同士で組ませようと思い立った感じでしたが、その後今に至るまで積極的に組ませています。
理由は先の話と重複しますが、片や「公式を模したパロディ」、片や「冗談のような公式マスコット」という史実エピソードは勿論のこと、サウンド的には女声/男声、カラーリング的にも赤/青と、どこを取っても対比を作りやすいこの2人を想定した作詞は実際かなり楽しいです(前にも言っていた気がします)。
フリモたんの声
公式にフリモたんがどういう感じの声なのか現状分かりませんが、TuneCore Japanの記事を見る限り「魔法少女フリモ(フリモたん)としての名称・イラストも(※TuneCore経由のサブスク配信にて)使用可」との記載があることからこれは振りではないかと判断し、あれこれしてフリモメンSVから女声らしき声を捻出したのがこちらでした。
とてもいい声で歌ってくださったのでフルバージョンを作成してしまいました(結局まだ配信はしていません)。せっかくなので後から公開したニコニコ動画版にはパラメータも書いてあるのですが、実際に同じ値を使ってもこの雰囲気で歌ってくれる音域はかなり限られています(そりゃそうやろとは思いますがもしかすると他にもっと良い方法があるかもしれません)。
こちらは先日アップしたセルフカバーですが、とにかくフリモたんがギリこの声でいられる音域をキープするための編曲でこうなった感じです。(3年前に作った原曲と比較すると大分いろいろ違います。)
その他
歌唱スタイルはGentlemen強めが好き
力強い歌唱も試したいのでそういう曲も作りたい
曲が溜まってきたので頃合いをみてアルバム化したい
ぼかえりAHS賞ありがとうございます…
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