保険の窓口へ通って学んだこと vol.2
保険に関してはとにかく無頓着で親任せだった主人。
今回の見直しも面倒くさがると思いきや、思いのほか耳を傾けてくれた。
息子は物事を論理的に説明することに長けている。
久しぶりに帰郷した息子からの提案。
聞かないという選択肢はない。
死亡保障がないことへの疑問
やはり昔の保険の感覚でコレをついてきた。
昔の保険の多くは生命保険(死亡保障)を基礎として他の保障をセットにしていた。
しかし、この死亡保障。
全ての人が必要なのか。
そもそも、この死亡保障は一体誰のためのものなのかを考えたい。
死亡保障とは残された家族や大切な人がいる場合だという。
残された人が露頭に迷わないための思いやりであり配慮。
それを保障してくれるものと捉えれば、必然的に誰が必要なのか分かる。
必要のない人もいるのは事実だが……
資産がそれなりにある人はもちろんのこと、学生など結婚していない若い独身の方々にはほぼ必要ない。
もちろん、不慮の事故や突然の病気などで亡くなることも考えられる。
しかし、そもそもこの類の人たちは残された家族にそんなにお金を残す必要があるのだろうか。
いや、それでも自分は残してあげたいし全然余裕あるからと言うなら別だが、個人的には葬式代や後始末代みたいなものがあれば問題ないと考える。
後に残された人に迷惑をかけない程度用意できていれば、誰も文句は言わないだろう。
やみくもに死亡保障は多くかけていれば良いというものではないということだ。
これからの時代を生きていく若者世代の保険の考え方
死亡保障を考えるとすれば、それは家族ができた時で良い。
これには息子も同意見だ。
これからの時代を生きていく人たちは多様性がある人が多い。
社会の不安定から結婚しない、或いは子供はつくらないという人も多くなってくると思う。
まだ見ぬ、決めきれない未来の為の保険をかけるくらいなら、投資にでも回しておいた方が無難かもしれない。
もし保険を考えるのならば、現段階では直近の未来について考え入っておけば良いと思われる。
生命保険は単体を検討
ちなみに生命保険は、医療保険やがん保険などとセットにして入らない方が良いとのこと。
特に必要がないと思われる若い人は別で考えるべきだという。
今の保険は生命保険(死亡保障)が他とセットになっていないものも多くあるという。
後々見直しをする際に面倒なことにならないためにも、単体で考えた方がよいとのこと。
この生命保険(死亡保障)に関してはまた後日、詳しく書き綴りたいと思う。