第167回芥川賞選評 山田詠美 島田雅彦 小川洋子 松浦寿輝 吉田修一 平野啓一郎 奥泉光 川上弘美 堀江敏幸
芥川龍之介賞 正賞 時計 副賞 100万円
おいしいごはんが食べられますように
群像1月号 高瀬隼子(たかせじゅんこ)
なお、直木三十五賞は窪美澄「夜に星を放つ」(文藝春秋)が授賞作に決定いたしました。
公益財団法人
日本文学振興会
■芥川賞選考経過
第167回芥川龍之介賞選考委員会は7月20日に東京・築地の「新喜楽」で開かれました。
小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美の8委員が出席(吉田修一委員は欠席・書面回答)して討議を行い、頭書の通り授賞を決定いたしました。
受賞作以外の候補作は次の4作品です。
小砂川チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)
鈴木涼美「ギフテッド」(文學界6月号)
年森瑛「N/A」(文學界5月号)
山下紘加「あくてえ」(文藝夏季号)
これらの作品は2021年12月1日から2022年5月末日までの6カ月間に発表された中から予選を通過したものです。
なお、直木三十五賞の選考経過は「オール讀物」9・10月合併号(8月22日発売)に掲載されます。
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