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【フル動画】小泉悠×高橋杉雄「ウクライナ侵攻『超マニアック』戦場・戦術解説②」

 文藝春秋digitalでは、10月16日(日)19時〜、東京大学専任講師の小泉悠さんと、防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄さんによるオンライン対談イベント「ウクライナ侵攻『超マニアック』戦場・戦術解説②」を開催しました。

《フル動画は本ページ下部にあります》

◆核魚雷「ポセイドン」を準備!?

 ロシアによる侵攻が始まってから約8カ月、ウクライナ情勢は新たな局面を迎えています。9月上旬にはウクライナ軍が東部地方を中心に反転攻勢を開始。ハルキウ州の要衝を次々と奪還し、ロシア軍が制圧していた地域の多くを解放しました。ロシア軍の兵力不足が露呈したことで、プーチン大統領は9月21日に軍の部分動員令に署名しました。約30万人の軍隊経験者・予備役を召集するもので、これを受けてロシア国内はパニックに陥っています。

 今回の対談では小泉さんと高橋さんに、ウクライナ軍の大規模反攻が成功した要因について、特に注目すべき戦場や戦術を挙げていただき、両軍の動きについて徹底的に分析していただきます。

 小泉さんはロシアの安全保障・軍事戦略について研究を続けてこられ、著書に『現代ロシアの軍事戦略』『「帝国」ロシアの地政学』などがあります。『現代ロシアの軍事戦略』では、宇宙、ドローン、サイバー攻撃などの戦略を駆使するロシアの「新しい戦争」を読み解き、大きな話題となりました。この文藝春秋ウェビナーでの議論をまとめた新刊『ウクライナ戦争の200日』もベストセラーとなっています。

 高橋さんは防衛研究所において、安全保障論や日米同盟を中心に研究を進めてこられました。ロシアのウクライナ侵攻開始以降は、様々なメディアにおいて、ロシア軍・ウクライナ軍双方の動きを分かりやすく解説されています。

 今月にはロシアとクリミア半島をつなぐ橋が爆破され、自動車道の一部が崩落する事態となりました。ロシアは報復としてウクライナの首都を中心にミサイル攻撃をおこない、両国間ではこれまで以上に緊張が走っています。500メートルに及ぶ大津波を発生させるという核魚雷「ポセイドン」の発射実験に向け、ロシアは準備を進めているとの報道もあります。核使用のリスクが上昇するなか、プーチンはどのような行動をとるのか——。

 当代屈指の専門家お二人による「超マニアック」な対談を、ぜひご覧ください。

 当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。

◆イベント概要

イベント名:「ウクライナ侵攻『超マニアック』戦場・戦術解説②」

出演:小泉悠、高橋杉雄

日時:10月16日(日)19時〜21時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。

料金:900円(文藝春秋digital定期購読内コンテンツ)※購読者の方は別途料金はかかりません。

◆小泉悠(こいずみ・ゆう) プロフィール

小泉悠さん

1982年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て、東京大学先端科学技術研究センター専任講師。ロシアの軍事研究が専門。2019年、『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』でサントリー学芸賞を受賞。最新の著書は『ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔』(PHP研究所)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)など。

◆高橋杉雄(たかはし・すぎお) プロフィール

高橋杉雄 2022031807651

1972年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、ジョージワシントン大学コロンビアンスクール修士課程修了。1997年に防衛研究所に入所し、現在は政策研究部防衛政策研究室長。国際安全保障論、現代軍事戦略論、日米関係論が専門。共著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の防衛』(並木書房)、『「核の忘却」の終わり 核兵器復権の時代』(勁草書房)など。

◆問い合わせ

文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp

◆イベントフル動画

《この下に対談フル動画があります》

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