詩|御徒町凧
吹き溜り
空き缶とか たまにフライパンとか
乗り捨てられた自転車とか
そこに絡みつく 雑草とか
そういえば
高校を辞めた甥っ子がバーで働いて
たまにくれるLINE
いつのまにか朝がきて
猫に甘噛みされる
これまで生きてきた 自分という殻
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