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寄り添うってこういうこと

実は今年の初めに気管支炎になり、そこから喘息が悪化して、ほぼ毎日の様に夜の発作に悩まされて約2ヶ月。

昼間は元気なのですが、夜、特に寝ている時、副交感神経が優位になると発作が出ます。

熟睡できないので、絶えず寝不足で、昼間の集中力も落ちる。

喘息の薬の副作用で声が枯れる。

(しばらくハスキーでした)

仕事でお会いする方々には、大変ご心配をおかけしました

発作がなかなかおさまらないので、呼吸器内科の病院を3ヶ所まわり、3ヶ所目でやっと良い先生に巡り会い、自分に合う薬も見つかりました。

その先生が、私の話をじっくり聞いてくださいました。

『喘息は、気管支炎が発端になったかもしれないけれど、そもそも気管支炎になったり、気管支炎が治ったのに発作がおさまらないのは、何故だと思う?何か心あたりがありますか?』と聞かれ、

昨年から、親や伯母が体調を崩していたので頻繁に実家を行き来していたことで、疲れが溜まっていたかもしれないこと。

2月になり、伯父が亡くなってショックだったこと。

引っ越しの準備をしていることなど。

自分の近況を伝えると、

『いろいろなことが重なって大変だったね。頑張り過ぎて免疫が落ちてしまったのかもしれないね』

と優しい口調で話しかけられ、うっかり泣きそうになってしまいました

前回の病院は、話はあまり聞いてもらえず、流れ作業の様に診察が終わりました。そんなに混んでいないのに、早く終わらせたい雰囲気が伝わってきて、なんとなく通う気になれませんでした。

なので余計に、今回の病院での対応や先生の言葉が響いたのかもしれません。

そして、病院が変わったことにより、薬局も違うところに行きました。そこの薬局の薬剤師さんもとても優しくて、薬の説明を丁寧にしてくれました。

『喘息の苦しさは、なった人でないとわからないからね。さぞかし苦しいでしょう』

と言われ、またそこでも泣きそうになりました。

というのが2週間前の出来事。

処方していただいた薬がだいぶ効いてきて、体が楽になり、日中も普段と同じように動けるようになってきました。

そして、昨日また同じ病院で診察してもらい、同じ薬局に行きました。

先生の優しい診察に癒され、その足で薬局にいくと、前回と同じ薬剤師さんが対応してくださり、開口一番こうおっしゃったのです。

『声のかすれが、だいぶ良くなりましたね。声が通る様になってる。前は苦しそうでしたものね』

前回、そんなに多くの会話をした記憶もないし、その薬局に行ったのは初めてで、私以外にもかなり多くの患者さんが来ていたはず。

なのに、私の声を覚えていてくださったのです。

しかも今回、処方箋を出すときに『お願いします』と一言発しただけだったのに、前回との違いにすぐ気づき、声をかけてくださったのです。

感動しましたねー

それだけで元気になりそう!

しかもそこの病院も薬局も、日曜日に診察してくれて薬も出してくれます。

平日忙しくて病院に行けない私にとって、本当にありがたいところなのです。

病院と薬局を変えたことで、私の喘息も加速的に良くなった様な気がします

相手に寄り添うってこういうことですね。また一つ学ばせていただきました。

先生、薬剤師さん

ありがとうございました


※写真は父と幼い頃の娘。

私の父も、現役の薬剤師です。

きっと日々、患者さんに寄り添っているのだろうと思います。

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