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私は憎まないを観て

どこまでも人類愛であって、一人一人が当たり前に持っているはずの、
だけどお金や権力や地位(こうやって書くとなんてチンケな)で見えなくなってしまうものをずっともち続けている。
あなた、に問う言葉がそういったもので曇ってどうしても届かない人がいる一方で、
当たり前なことだろうと問うことを続ける姿は、
すごいと崇めるよりずっと、本来は私もあなたも同じだって思いがずっとあった。


だからこそ自分の存在が根底から揺らぐようなことがあってもなお、
そこに心を持っていかれずに本当に大切なことに対する目線をぶらさずにもち続けていられることに敬意の気持ちが溢れて、
実際の姿を見て、声を聞いて涙が止まらなかった。


地続きで今も行われていること、これまでも起こっていたことに目を向けること、事実を認めること。

こうやって書くと無関心を責められていると思う人もいるかもしれない。
ただ、あることあったことをないことにしない、憎しみを簡単に広めない、
その上で特に、周りの人に、自分に優しくあること。
当たり前のことを当たり前にやることを、
少しでも持っていることが一番大事なことだと、映画を観て思った感想です。

あまりに長くてどうしても他コンテンツでは断片的にしか伝えられないから。

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