2020年、頑張ったことって、あったっけ。
今年は、本当はいろんなことがあったはずなんだけど、あんまり覚えていない。
ここ1,2年、スケジュールは全部グーグルカレンダーで管理するようになってしまっていたけれど、自分と向き合うために、2年ぶりに紙の手帳を買いました。
いままでは、iPhoneのカメラロールを見れば「こんなことをした」が分かったけれど、今年は外出自粛で家で過ごすことが多かったのと、人に会う機会もめっきり減ってしまって、カメラロールはすかすかだし、インスタのアーカイブもたいして残っていない。
手に取って、成果として、残ったものが何もない気がしていました。
Twitterに自分の気持ちは全部は書けないし、こう書いたら注目されるかな、とか余計な心配ばっかり。さらには誰かの目線を気にして、ツイッターが上手いとまで思われたいと思ってる。
こういう邪念が、書くこと残すことから自分を遠ざけていたと思ったので、日々の気持ちを整理するために、日記を書くことにしました。
手帳は、作家のはあちゅうさんとNEXTWEEKENDを運営する村上もえさんがプロデュースする週末野心手帳をチョイス。
この手帳は、今年の振り返りや自己分析から始まります。
「一番そばにいる人は?」とか、「来年行きたい場所は?」とか。
その中の設問に「2020年がんばったことは?」という設問があって、そこでペンが止まってしまったんです。
「2020年、がんばったことはあったかな」
いろんなことを考えた2020年だったけど、日記はつけていないし、自分よりも優秀そうな人たちのTwitterやnoteをみては、自分なんて全然何もできていないと投稿すら止めていた。
そんな、何もないと思っていた2020年の年末に、ポッと灯るろうそくの明かりのような温かいキャッチコピーに、救われた私がいました。
ルミネ
「MERRY GOOD JOB! ほめよう。わたしたちを。」
横浜モアーズ
「今年のあなたはよくやった。クリスマス!なんかご褒美を」
このキャッチコピーたちを見るまでは、わたしの2020年は虚無感にあふれていて、オリンピックは無かったけど、記念すべきメモリアルイヤーに私はなにも残せてないと思っていた。
けれど、
この言葉を見て、全人類が巻き込まれたコロナの大混乱の中、1年間健康で、家族を守れた私って頑張っていたのかもなと、前向きになれた。
最初見た時は自分ごととして考えられなかったけれど、何度もかみしめるうちに、私は頑張っていたのかもしれないと背中を押される思いでした。
日記の今年頑張ったことの欄には、
「前向きでいたこと」「できない自分を受け入れたこと」
と書き加えました。
2021年も引き続きコロナと生きることになるんだろうけど、日々小さなことを積み重ねて、来年末には大きな成果を手にしたいです。
それではみなさま良いお年を!
突然のプレゼントは、お花orケーキがいちばん嬉しい人間です🍰🌹