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素の自分で挑めた就職活動

はじめに


    はじめまして!都内の大学に通う文系大学生(4年)です。
    今回が初となるnote記事では、早い人は大学生の序盤から意識し出しているあの“就職活動”について取り扱っていきたいと思います。

 その前に簡単に私の自己紹介をすると、都内の大学に通う大学4年生で、バリバリ文系の学部ではあるもののゼミでは計量政治学を専攻しています。計量政治学を簡単に言うと、様々な社会問題などの発生要因や影響について、統計的な手法を用いて定量的に研究する学問のことです。このゼミに所属するまでは数字に対して拒絶反応のあるタイプでしたが、苦手分野を放置する自分に飽き飽きしたので思い切ってこのゼミを選ぶました。
    結論、プログラミング自体は特に問題なく、挑戦したことに一切後悔はありません。実際非常に苦労した時期もありましたが、「将来の自分のために」や「一緒にいる仲間と共に」という想いで乗り越えられました(笑)。基本的に安全志向なため、自分の不得意な分野に足を踏み入れることは嫌うのですが、そう言いつつも経験したことのない部活動に入部しインターハイで成績を残したり、ずっと挑戦してみたかったダンスを習い始めたり、挑戦と安定のどちらも欲張ってきた学生時代です。
 
「そんな私がどんな就職活動を歩んできたのか」
「intee(就活支援サービス)を使ってみてとうだったのか」
「文系大学生からIT系に行くことへの不安はなかったのか」
「大手かベンチャーなどの括りでみるべきなのか」

など気になるところが少しでもあれば読んでみてください。

中身の薄いスタートダッシュ


 私は大学3年生の春から就活を意識していましたが、行動を起こしたのは夏です。最初は全く業界も業種も絞らず様々な企業のインターンシップに参加しました。というのも、私自身将来就きたい仕事ややりたいことが全く浮かばず、何から手をつければいいのか分からずじまいだったため、「短期的に多くの企業に触れ合うことで自己分析も業界分析も済むだろう」と安直な考えを持っていました(笑)。その時間が無駄だったわけではないのですが、深い自己分析ができていない状態で「もっと知りたい」と思える企業は見つかるわけがなく、結局10月末まで何も進捗がありませんでした。そもそも「就職先は大手」が漠然とした目標となっていましたが、本当にそうなのか悩み出したタイミングで大学の友達から紹介されたのが「intee」という社会人の方が無料で就活サポートをしてくださるサービスです。

就活エージェントとの関わり方


    この就活相談サービスは、企業と学生を繋ぐ就活エージェントによるものです。私たち学生側に合った企業の紹介や自己分析、面接対策なども一通り支援してもらえます。ここだけを見たら「無料でこんなにサポートしてくれるなんて!」と思うかもしれませんが、大前提これはビジネスなのでメンターさんの言葉をなんでもかんでも鵜呑みにはしないようにしましょう。これは就活エージェントに限った話ではないのですが、大事な意思決定の際の情報収集は慎重に行い、「あの人がこう言っていたから」という他責思考を癖づけないようにするべきです。
 この話を踏まえた上で、私の就活はメンターさんなしには語れないと言っても過言ではありません。これを強調してしまうと、逆にinteeのサクラだと勘違いされてしまうかもしれませんが、何度もメンターさんと本音で向き合ったおかげで納得して就活を終えることができたと思っています。
 11月から第一志望の内定が出るまでの約半年間、一番支えられていた部分は自己分析です。メンターさんと関わるまでは『絶対内定』やネットの自己分析診断などを通して自己分析に励んでいましたが、正直本やパソコンと向き合っても自分の気持ちを言語化することができませんでした。私の場合、誰かと話すことで自分の気持ちを整理するタイプなため、メンターさんとの面談には非常に救われました。
 私の周りは基本的に「就職先は絶対大手」という考えを持つ友達が多かったのですが、メンターさんと話していくうちに、数多くの企業はそう簡単に「大手かベンチャーか」で括ることはできないことを知り、「大手のような、着々と目の前の仕事を行うなど安定した環境に身を置きつつも、ベンチャーのような若手から裁量権を持ってチーム全体で活き活きと活動できる会社」が一番私の輝ける環境ではないかという結論に至りました。また、就活は自分の本音を一ミリほど加えた盛りに盛った話をしなければ勝てないと思い、勝手に窮屈な気持ちになっていましたが、inteeを始めてから「素の私」で評価してもらえる環境があることに気づけて、心が救われました(笑)。

面談・面接を通して見えてくる自分のwill


 冒頭にも触れた通り、元々将来やりたいことがない私でしたが、メンターさんとの面談だけでなく選考を進む上で関わる社員さんとの面談・面接の中で、将来ありたい姿を現実的に考えられるようになってきました。
 具体的には、「会社の駒として会社に依存するような人間ではなく、もしその会社が倒産したとしても私一人で生きていけるような価値のある人間」でありたいと思うようになりました。今までは比較的周囲の意見を参考にしながら”あるある”のルートを辿ってきた人生ですが、これから先は自分の意思決定の比率がさらに高くなるため、選択肢を多く持てることは人生の強みになると思っています。
 このようなwillを叶えるために必要な要素は何なのか考えた結果、最終的に3〜4社ほどに絞られました。私が働き続けたいと思える職場として最も重要視していたものが「共に働く人」だったため、最後までどの会社に決めるのか考えあぐねていたのですが、改めて私の将来ビジョンを捉え直した時に、「あ、ここの会社なら将来ビジョンを実現できる可能性が高いな」と思える会社が見つかりました。この決断に至るまで1ヶ月ほど時間を要したのですが、多くの会社の社員さんと関わったからこそ見えてきた自分のwillでしたし、単なる就活のための情報収集ではなく「人生のため」の情報収集になったと思えるほどいい時間を送れたので全く後悔していません。

最後に


 以上が私の就活のまとめです。周りに流されやすかったり、信頼している人の意見であればすぐ鵜呑みにしてしまったりするタイプですが、就活を通して少し芯のある人間になれたのではないのかなと期待しています(笑)。
 私から今後の就活生に言えることは、極端に周囲の目を気にすることはせず、自分の信念を持って決断した入社先であれば必ず良い未来が待っていると思うので、自信をもって頑張ってください!です。
 ここまで読んでくださりありがとうございました。

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