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読書のキロク

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本に関する思ったこと、忘れたくないことのキロク。あと被り読み防止。
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2018年10月の記事一覧

夏目漱石読もうと思う。自己中と自我、知ってるつもり、青春、宗教、働く、純愛、死と生など討論や議論が尽きないようなことについてツラツラとさらっとした感じで書かれていて、それぞれのトピックについては普段悩む事だから敬遠しがちなんだけど、受け入れやすく、でもお前も悩めよってノリがいい。

前橋工科大も登場するよ、団体競技が全てとはいわないけどトラック系より駅伝に興味がいってしまう。走とかいてかける、彼の成長していく過程を見守れる話。こんな何かに打ち込んだ学部生ではなかったからな私は、打ち込む事が全てでは無いかもしれないけど、修士の2年は何かしたいよね、あと半分。

羽田圭介さんの黒冷水。作家のすごいなっと思う所は、私の中にある感情を、文字で上手く表現できないことを文字に落とし込んでくれることだと思っているのですが、彼はこの作品に限ってかは知りませんが、黒い感情の表現の仕方が、血の気が引くくらいスマートにやってのけてて、ひたすら怖かったです。

野生の雪だるまのハナシなんですけども。これはいわゆる童話のジャンルなのかな、気取ってるわけではないのですが、対象年齢に私はあたってないようなきがしまして。でも はしはし とか、生活の中にラジオが存在してる感じ、江國さんの本を読んでるなっていうのが確認できて、安心感をもてました。