ざっくり振り返る@2019

いよいよ2019年も大詰めだ。

私は果たして、2018年の年末に定めた目標通りの一年を過ごせただろうか。答えは否。大体、当時に決めた「2019年の目標漢字」も何だったろうか、忘れてしまった。

ここ数年の事だが、古い友人達が続々と結婚と出産を経験している。年末にはついに七つ下の従妹が結婚してしまった。

要するに三十路女は感化されている。ありていに言えば焦っている。

みんなは幸せな結婚をし、可愛い子どもにも恵まれて温かい家庭を築いているか、自分のやりたい仕事をしっかりと見据えたキャリアアップに邁進していく。もしくはその両方を叶える出木杉君もいる。

一方私はやりたくもない仕事を惰性で続け、朝も起きれない、家事も死なない程度にしか出来ないダメ人間である。焦るなという方が無茶なのである。

まあ、焦っててもこれ、全て自分の撒いた種なんですけどね。学生時代を遊び惚け、来たるべき自分の将来を見据えずにその機会をずっと先延ばしにしてきた結果がこれなんですけどね?

しかし結婚だけはどうにもならん。一人だけで結婚は出来ないもの。

幸せな家庭を築く事への憧れは昔から密かに持っていたが、自分でも表現するのが難しい事に、それは必ずしも「結婚願望」とは繋がっていない。

しかし今年はつい声に出してしまった。「結婚して仕事辞めて、クラウドソーシングでライティング的なお仕事を細々と貰って家計を助けながらお家を綺麗に保ち、休日の三時のおやつにはみんなでお茶を飲める温かい家庭を作りたーーい」と。

何の努力もしてない現時点の私では、おもっくそ願望でしかないのである。

「少年よ大志を抱け」とかのクラーク博士は言ったものらしいが、大志どころか夢想でしかない。小学生どころか幼稚園児が、貴族の家に生まれた訳でもないのに「お姫様になりたい」なんて言うのより質が悪い。


だから夢を叶えるには、才能のあるなしに関わらず努力が必要なのだ。過去の私は、それがわかっていなかった。ずっと願っていれば何となく叶うと思っていた。

来年はその夢想を、願望の位置まで高めたい。再来年には「大志」と呼べる大いなる志に育てたいと思っている。

今年一年も色々な事を継続しようと計画は立てたが、結局三日以上続く事は無かった。

掃除の習慣を立てるも、もともと思い立った時にしか掃除をしないずぼらなタイプだったのでなかなか毎日は続けられない。それならばと今年の一月は毎日ベッドだけでも整えようとした。最初の方は上手くいってたが、つい遅刻スレスレに起きてしまい、ベッドメイクが出来なかった日が一日だけあった。今月は皆勤賞を得られないと感じた私はそれをやめてしまった。

ずぼらなやつは大体完璧主義だったりするので、「毎日コツコツ」が続けられなくなった途端にやる気がなくなるのだ。ずぼらあるあるなのだ。

小説の方はもう少し進める予定でいたのだが、五月から九月にかけて仕事の研修が続き、プライベート時間を削って研修前と後の課題をこなしていた。

それ以外にも、今年は結構プライベートを削って店の仕事をする事が増えた。仕事を言い訳に使っていたら何も出来ないとは思うが、そもそも私は時間の使い方が下手なのである。

やはりまず、朝の時間の使い方を見直す事が重要である、と思った2019年であった。

来年はもっと自分に向き合いたい。自分を探究するのだ。

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おべん・チャラー
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