百舌鳥夜話(13thNight)コンテスト応募への道
5000view達成のお礼の記事の時に「新しい挑戦」について簡単に書きました。
「シナリオのコンテストのようなものに応募します」と。
こちらになります。
出来てません。
「ですがマズそうなカンジなのに、フシギと焦りません」
…と、下書き時に書いてたのですが、
今はとても強い焦りを感じております(笑)
圧倒的に時間が無い。それに尽きます。
つぶやきでこのようなコトを書いていたのですが…
大半を親父の話の付き合いとご飯を作る事に費やしました。
昔から親父は僕らの好奇心や挑戦心を非難し、挫いてきた人間だった事を思い出しました。
休みの日なのに好きな事も出来ないと言うのを痛感して、少しココロが折れつつあります。
…これは間に合わないかもしれない。
今回ご紹介するのは"まだ余裕こいて傾向や作戦を語る哀れな鳥(僕)"の記事です(笑)
〜ここから〜
締め切りまで残り約2週間を切った。
出来ておりません。
ですがマズそうなカンジなのに、フシギと焦りません。
決して自信や勝算があるワケじゃなく、むしろ無いです。
たぶん焦らない理由は「元々1000文字程度で終わらせる気でいるから」でしょう。
条件のひとつに1000文字から10000文字とあるので、その最小を狙ってると云う事になります。
応募されるほとんど全ての方に言える事のは
「書く前から闘いが始まっている」と云うコト。
そこで僕の考えと対策、作戦を"全く需要は無いが"紹介したいと思います。
「こう云うスタイルのヤツもいるんだよと云う一例」であり、あくまで僕の場合に過ぎません。
誰も否定していなければ批判もしてないコトを予めご理解ください。
さて、まず文字数を抑える様式について。
文字数は増えれば増えるほど、シーンが増えます。
シーンが増えると編集点が増えます。
編集点が増えると各シーンとの整合性が問われます。
前後の繋がり、伏線などの仕掛けに注視されていきます。
整合性や繋がり、伏線を鑑みながら推敲します。
その内に当初の想いや狙いから外れる可能性があります。
しっかりプロットを考えられていれば逸脱しないか、良い意味での変更が出るコトもあるから一概に悪くはない。
ただリリースまでの時間がその分掛かります。
作成期間が長くなっても気持ちを高い状態に保つのはなかなか難しく、また自ら定めた筋道に疑念や不安を感じ自ずと「当初の想いとの歪みが生じる」ようになりがち。
僕は「一番最初の想い」を風化させずダイレクトに伝えられるような状態でいたいのと"仕掛けもひとつだけ明確にしたい"から文字数を抑えています。
長くなるとその仕掛けも大掛かりになってしまうか、そうならなくても長くなればなるだけ仕掛けの量を増やさねばストーリーにアクセントが無くなってしまう。
そう云う意味では「大は小を兼ねない」のです。
あと、このコンテストは小説ではない。
あくまで音読されるシナリオです。
1000文字なら5.6分程度と言われますが芝居と考えると、間の作り方を見れば10分そこらと考えていい。
収録は小刻みに録ると声やスタンスに違いが出がちなので演者的には一気にやりたいでしょう。
複数の登場人物が出るとしても、そのキャラクターで一連のセリフを録り切ると僕は考えます。
ヒトの集中力は15分から20分と言われています。
それは僕自身がアトラクションで実際にやっていますし、某テーマパークは20分置きに配置が変わる事で有名です。
そう考えると、収録は最長15分ほどで完了する方がいい。
長編にするとしても、その辺を考慮して場面展開させる方向性に持ってった方が演者に優しいと思える。
聴く側もそう。テレビの30分番組等を前後半に分けるのはその辺の集中があるからと云うのも、きっとある。
以上を総合的に見て文字数は1000から1500。
その次は2500から4000(ザックリ)
そこからは……書かないから分かんねぇわ(笑)
僕は、アニメ"すごいよマサルさん"くらいの尺感でやりたいと思う(約8分から10分程度)
他にも考えようとすればたくさんあります。
特にどのような仕掛け方をするのかはとても大切です。
自分の場合、シナリオはあくまで聞き手の前に台本の読み手(演者)が居てこそと思うので、今流行りの漫然と話を追うだけの説明パートが続くのは恐らく得策ではない。
文字数と、作者の想いを汲む時間を浪費するだけだ。
僕は別に作家先生じゃない、
セリフの中から作者の言いたい事を読み取る…みたいなマウントは取りたくない。
あくまでも、お話しやキャラクターを分かってくれて、面白いとやりがいを感じて頂けたら良いのです。
そこで読み手や聞き手の想像力で、容易に補完させられるモノによって余分な説明を省きたい。
ようは"知る人ぞ知る"ではなく"共通項"の表現。
それによって感情の乗り方はだいぶ違う。
自分の考えた世界を他人に100%想像してもらうのは難しい。SFやファンタジーなら尚更だ。
書いた事があまりない漢字よりも、書き慣れた漢字の方が比較的上手くバランスよく書ける…と云う事です。
そんな所でしょうか。
エラそうに言って自分が出来てなかったら笑い草ですが、あくまで理性下での、戦術です。
ここまで書いておいて自分がリリースするのは前回お話しした通り「御伽噺」であり「アンチテーゼ」です。
いわゆる「むかしむかし、あるところに」から始まるアレ。
もうここまで書いたら勘がいい方にはいくつか流れが分かっちゃうんですが、これは22年前…つまり18の時に書いた作品を源流としています。
原文は頭の中に一部ある。それを令和に書き起こそうと云う個人的プロジェクトなんですね。
自分は今、文章の勉強も努力もしてません。
これまでの記事も「昔取った杵柄」だけでやっています。
だから現在頑張ってらっしゃる方、努力されている方には到底太刀打ち出来ません。
ただ、創作と云う事に大して、その時代時代で真剣に取り組んできたものがある。
コドモからオトナになるまで育んできた感性です。
なので自分は…前のコンテストでも言った通り、
「コンセプトやアイデア、仕掛けの部分で勝負しよう」
と思っています。
結局はヒトが選ぶのだから、好みです。
もちろん一定の構成力や語彙と云ったレベルは求められるが、「つまるところハマれば勝ち」です。
なので僕はそこに注視してやっていこうと思います。
言い換えれば「わざと癖を強くする」手法です。
採用されなくても皆さんには紹介させてください。
僕の産んだアイデアにハマる人はたくさん居るはずです。
〜ここまで〜
この作戦は今も遂行中ですが……アレです。
僕はある程度一気に書くタイプで、それだけのゾーンに入る必要があるんですね。
あとプロットはざっくりで、お話しの進行は「キャラ任せ」なのです。
これまで書いた作品やイベント台本等も、勢いで5000文字くらい書き殴ってから詰めます。
全盛期の時は一晩で10000文字書き殴りました。
バカか暇人の所業です(笑)
そのおかげかタイピングが早くなり、高校の時にワープロ検定1級を取得するに至ったんですが。(10分で700文字以上正確に打てる)
さて、残日数は1週間。
果たして、百舌鳥は応募出来るのか!?(立木さん風)
…皮肉な事に、この記事2500字くらいです。
そんな事する前に早よ書けやって感じですね(笑)