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日曜料理劇場#20:渾身のナポリタン

休みの日は昼か夜、または両方ともキッチンに立ちたいと思ってます。


そこに"やらなきゃいけない義務感"はありません。
しかし"料理食べてもらいたい欲"はあります(笑)

さて、今回お届けする料理はナポリタン。
久しぶりの「渾身シリーズ」です。

前回の渾身はボンゴレビアンコでした。
下部にリンクを貼っておきます。

「日曜料理劇場#4:渾身のボンゴレビアンコ」

前回はプロの味、見た目に近づけたい一心の料理でしたが、実はナポリタンを外で食べた事はほとんどないのです。

ナポリタンにタマネギが入ってるんですけど、僕は食感のあるタマネギを食べられないんですよ。
ファストフードの牛丼でもタマネギがクタクタな時とシャキシャキな時あるじゃないですか。
「ガリッ」としたら即弾きます(笑)

と云う感じで、これまで作っていてもギリギリまで食感を無くすか食べないかの2択でした。
(ただ奥さんも子どももタマネギ好きと云う皮肉)

ですので自分も食べられるし、オトナもコドモも美味しく食べられて、尚且つ"酸味が残る問題"を解決させる…


「理想のナポリタン」を考え、調べて挑戦しました。

自分は基本的な具材にニンジンが加わり、ベーコンの代わりとしてウインナーを使います。

普段の作り方は、パスタを茹で、具材を炒め、ソースを絡めた後に茹で上がったパスタを入れて、和えて完成です。
流れは変わりませんので、細かくご紹介します。

まずパスタの茹で汁に切った野菜を入れて、少々湯がきます。
茹でる事で野菜の成分的な部分をパスタに染み込ませたいのと"タマネギのシャキシャキを取りたい"のがメインです(笑)

次に、炒める際"砂糖で"各具材を炒めた後にソースを絡めます。
これまでは塩ショウで下味を付ける感じだったんですが、後に入れるケチャップやウスターソースにも塩分があるので使うのはコショウくらいにし、砂糖で酸味を抑える手段に出ました。

ソース作りにはパスタの小麦と野菜の成分が入った茹で汁を少し入れて伸ばし、ケチャップとウスターソース、そしてパウダーにしたコンソメを入れています。

そんな感じで出来たのが、題して

「酸味を抑え旨味に変えたみたナポリタン」(長い)

お店のものを食べた事ない人間が言うのもなんですが、
美味しかったですね、意外と。

これには参加にさせて頂いたものがあります。

砂糖の部分ですね。
ケチャップの加熱もしていません。

野菜を茹でる部分は子どもがまだ食べ始めの時のやり方の流用です。
細かく切った野菜を出汁で茹で、具は具で使い、茹で汁を製氷ケースで冷凍させて味付けようの固形スープを作る…というものです。

このナポリタン、決して甘い訳ではなく本当に旨味として正に渾然一体と云った感じでした。

またひとつ勉強になりました。

是非お試しください。





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