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股関節、痛くない?

こんにちは。
田中姉です。
みなさんは『股関節形成不全』ってご存知ですか。
あるいは『臼蓋形成不全』『変形性股関節症』と言われます。

私は3年ほど前のある日、整形外科でこの診断をされました。
当時、足の付け根の痛みがしばらく続いていました。
痛みのきっかけは筋トレか何かだったと思います。
最初は筋を痛めたのか、筋肉痛と思っていました。
それがある時、歩いていたら突然、
足を動かせないほどの激痛が襲ってきたのです。
びっくりして道で立ち止まってしまいました。
痛みは瞬間的なものですが、激痛です。
時間が経つと普通に歩けますが、しばらくするとまた痛みます。

これが1週間ほど続いたので、整形外科を受診したのです。

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股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。
最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
進行すると痛みが強くなり、場合によっては日常的に痛んだり、
夜寝ていても痛くなります。
日常生活では、靴下が履きにくくなったり、
正座が困難になります。
また長い時間立ったり歩いたりすることがツラくなるので、
台所仕事などに支障を来たします。
階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。

【原因】
これは女性に多く、原因は発育性股関節形成不全の後遺症や
股関節の形成不全など子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので、
股関節症全体の80%といわれています。
また、特に原因となる病気にかかったことが無くても、
年齢とともに発症してくることもあるそうです。

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【診断】
初期・・・関節のすきまが狭くなり、軟骨下骨が固くなる
進行期・・関節の中や周りに「骨棘」ができたり、
     「骨のう胞」という空洞ができる
末期・・・軟骨がすり減り、軟骨下骨が出てくる

私はレントゲンで、「骨のう胞」という骨の空洞が
できていると言われました。
今はまだ小さいのが一つですが、進行すれば増えて大きくなって、
空洞だらけになり、最終的には人工関節の手術をすることになるそうです。


進行を遅らせるため、整形外科で勧められたのは、
股関節まわりの運動です。
要は、筋肉をつけて、股関節をサポートする ということです。

ポイントは「軽い運動」ということ。
しっかり運動してしまうと、どうしても痛みを誘発してしまいます。
私はこれを何度か繰り返して、やっと加減がわかるようになりました。
そして、すこ~しずつ強度を上げていきます。


【痛みを減らそう!】
① 運動をする
最初は横になって、片足を15センチほど上にあげる×20回ずつ。
こんな程度です。

足上げ

片側ゆっくり20回
1週間経ったら、これを2セットに増やす くらいの目安で十分です。
大事なのは、やりすぎないこと。
1セットやったら30秒休む くらいのインターバルを取りましょう!

② 物理的に痛みを取る
私はこれと併せて、4,5回ほど整骨院に行きました。
私が通っている整骨院は、治療で筋膜リリースを行うところです。
筋肉が固くなって、皮膚も筋肉に張り付き、可動域が狭くなって
痛みがでる ということで、治療を行います。
電気をかけて、超音波もかけて、手業で筋膜を緩めていきます。
簡単に言うと、腰から太ももあたりまで、皮膚と筋肉をユルユルと
緩めて、関節まわりのこわばりをほぐしていく そんな感じです。

マッサージ

③ コンドロイチン&グルコサミンのサプリメントを摂る
私は1年ほど飲み続けています。効いているのかな。

サプリ

④ お風呂で温める
寒くなると、体がこわばるせいなのか、痛みが出やすいように思います。
秋~冬に痛みが出ていたので、湯船で温めるようにします。
シャワーよりお風呂がいいと思います。

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⑤ 股関節周りを柔らかくする。
お尻の筋肉や太ももを重点的にストレッチをします。
時間はそんなにかけなくて大丈夫です。
お尻、ももの前側、裏側を伸ばすストレッチをそれぞれ、
30秒から1分くらい、毎日少しづつするだけです。

ストレッチ

以上のことを少しづつやっておけば大丈夫。
あまり負荷をかけない運動、無理をしないストレッチ。
これすごく大事。
半月くらい経ったら、軽い運動のメニューを増やしていく。

私はこうして、自分に合う運動メニューを見つけていきました。
それまでほぼ運動なんてしてこなかったから、
筋力ゼロ、腕立て伏せだって1回もできないです。
だからちょっと筋トレしたら、すぐ腰、首、腕を痛めるし、
かえって肩こりがひどくなるような、まるで年寄りみたいな体でした。


そんな私でも、まったくムリなく、
股関節周りを鍛えていって、
今では「痛みの予兆もない」股関節になってます♪


効果のあった運動の仕方、おすすめの運動についてはまた次回ご紹介します。

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