ゲームを無料にするってすごい。カイロソフトが期間限定で有料ゲームを無料配布
こんちは、まんじゅうです。
今回は、カイロソフトさんがゲームを一定期間無料にして
配布したことに付いてです。
じゃあ、いこうか。
ゲームの無料配布すごくね。
記事執筆時点(2024/10/09)では無料でしたが、
多分有料に戻ってしまっていると思います。
こういった感じで有料ゲームが無料ゲームになっていることって
ちょこちょこあるんですが、ひっそりとやっている感じで
有名人のラジオで話題に上がって絶対売上が上がるってときに
無料にして配布するのはすごいなぁと思いますね。
普通だったらこんなことしたくないんですよ。
会社だし、売上がなかったら次の作品が作れないんで。
でも、ここで無料にして名前を覚えてもらうって
戦略を取れるのはすごいと思いました。
目先の利益ではなくて、未来の顧客とか売上を掴みに行くって
姿勢は見習いたいですね。
あと、こういうところで名前を売るって発想に至らないのが
マーケティングだとかの知識が浅い証拠ですね。
まぁ、僕の知識が浅いのはさておいて
ゲームを作るのには結構予算がかかるものでして。
超大作とかになると、それこそとてつもない額が飛んでいきます。
カイロソフトさんはだいたい26人の会社です。
小さいながらも人気ゲームを排出してるところはすごいですね。
ちなみに25年の老舗メーカーらしい。すごすぎ。
で、自社開発でやってるとのことらしいので
社員の給与と外注(仮定)費用で計算してみようかな。
計算したんですが、だいたいゲーム1本550万ぐらい掛かりそうですね。
あくまでも給与と世間的な相場から推測したものなので
ほえ~って感じで見てくれたらいいと思います。
下の黒い枠はどうやって考えたかですね。
気になったら見てください。多分どうでも良いかも。
ゲームの発売間隔から少人数で複数開発みたいな感じだと思うので
プロジェクトはだいたい5~7人程度でしょうかね?
思い切って10人の2チームとかもありそう(妄想)
ちょっとカイロソフトの募集要項を覗いてみたんですが、
プログラマー:22~45万
グラフィッカー:22~40万
ディレクター:24~35+α万
SE(例外かも):27~40万~
って感じで、給与が決まっています。サウンド関係が入ってないので多分外注なんでしょうね。
で、
ディレクター:1人
グラフィッカー:2人
プログラマー:2人
SE(仮定なので):1人
ぐらいの6人プロジェクトで、
企画ー発売が大体3~4ヶ月だとしたらそれぞれの給与の平均で考えて
プログラマー:約33.5万
グラフィッカー:約31万
ディレクター:約30万+α
SE:約31万
大体これぐらいとして125.5万+αが1月の人件費。
ここからサウンドの外注があるはずですが、
1曲当たりいくらなんでしょうかね?
相場を調べてみたら
30秒までのショートBGMで7万~
2~3分の通常BGMで10万~
5分未満のBGM(?)で3~5万らしい。
よくわからん・・・。
くっそ開きがあるし、
カイロソフトさんのBGMはループが多いので
基本30秒までのショートBGMを
20本ほどループ化させて使っているとしてしまいます。
SE(効果音)については一般的なものは1万ぐらいらしいので
自社で持っている素材もあるでしょうが、
10個は新規で外注するということで10万としてみます。
30秒までのBGM:20x8=160万
効果音:1x10=10万
合わせて、170万ほど。これが外注費ですかね。
で、さっきの人件費が3ヶ月分ぐらいかかるので125.5x3=376.5万+α
プロジェクト1つ当たり546.5万+αぐらいの予算がかかってくるという感じでしょうかね。
まぁ、あくまでもこれぐらいというのがわかったとして
会社としてゲームを作るのであれば結構お金がかかるんですね。
この予算を回収。さらには売上がないとゲーム会社は
次回作を作れません。いかにゲーム会社はギャンブルしているのかが
結構わかるかもですね。
で、予算回収+売上を上げるために話題になったら売りたいわけですが
未来のお客様を作るためにゲームを無料にしたカイロソフトさん
ハンパねえよ・・・オイ・・・。って話でした。
ゲーム会社に入ってプロジェクト運営に関わったことが無いので
マジのざっくり計算ですが、
「ゲーム作るのってお金かかるんだ」って思ってくれて、
ゲーム会社に優しくしてくれたらなぁって思います。
あと、カイロソフトさんのゲームは評判が良いし
僕も遊んでみて楽しいと思うのでみんな買おうね。
PCはSteamから。
AndroidはGooglePlayStoreから。
iOSはAppStoreから。
ちなみに、ここまで書いてきて僕はカイロソフトとは
全く関係のない一般人です。
くっそダイレクトマーケティングになってしまったけど、
面白い会社が発展してほしいからヨシッ!
そんな感じです。
じゃあ、またね。