MSX2新作ゲームメトロメロスと作者のhideくん
曲解説は上記。最後の曲部分以外は全部無料で読めます。
この文章も全文無料で読めます。が、有料にしてあるので応援したくなったら買って下さい。投げ銭も。全額ゲーム開発に投資またはhideくんが乞食になる前に渡します。
本題に入る前に、この文章は私の主観丸出しで書いてるし、言えない事、忘れた事、興味ないことは全部略してます。つか思い出すと勝手に尖ってくるから書くのやめてる事も多いです。あと、わざと書かないで居る事を俺は判ってるんですよと言わんばかりにコメントするような愚か者は死ぬほど迷惑なので、まず空気を読んでね。
というスタンスでちょっと書いていきます。まずはメトロメロスについて
メトロメロス
結構色々なアドバイスはしたけど、たいした事はしてなくてほぼhideくんが一人で作ってます。最初のバージョンの音楽も聴かせて欲しいな。初期バージョンはhideくんが曲も作ってました。
皆がどう思ってるか知らないし、どうも思ってないだろうけど、時を隔てて大人になった制作者のhideくんはかなり細かい部分まで気を配るようになってて、設定資料を見ると各ステージ長さやコンセプトが決まっていて、クリア方法とかも色々と練られてます。
私は難しすぎる点を指摘したけど、後半はそのまま。こういうゲームは前半は難しくてもちゃんとクリアしようと頑張ればクリア出来る程度の難易度で、アイテムの使い方を覚えれば中盤くらいまではいけるみたいなのが理想だと思うからそんな感じになってて、説明書全く読まない人でもボーナスステージくらいまでは行けるんじゃないかな。
中盤以降はやっぱりある程度難しくないとね。スタートの効果音とか前半1〜5面は口だししたけど、hideくんのレベルデザイン(難易度の事じゃないよ)はセンスがあると昔から思ってたので私は何もしてません。昔は手伝ってたこともあるけどね。全員がだいたい全部出来る時代でした。下手でも。昭和だからね(平成だけど)。
ちょっと時系列前後するけど、17歳の生意気なクソガキだったマサキは忍者龍剣伝3は名曲揃いなのにサウンドテストがない事が非常に不満だったので、後にゲーム作る様になってサウンドテストは絶対に入れてたし、メトロメロスにも絶対に入れて欲しかったので、入れて貰いました(メトロメロスマニュアル参照)
なお忍者龍剣伝3のサウンドテストなくてすっごいがっかりした話は、後にコンポーザーの一人、半井さんには直接言ったw
hideくん
メトロメロスの作者。19歳の頃からの仲で東京開発チームとして一緒にゲームを作ってました。何日も泊まり込んだり、締切当日にプログラムで直に文章も音楽も打ち込むみたいな事をやったりしてました。昭和だね(平成だけど)。
で、実はその期間というのはほんの僅か。実際はもう少し長いんだけど2年くらいのイメージ。
hideくんは同い年で、思考ルーチンランダムで格闘ゲームをBASICだけで作って送ってきて、いろいろな評価があったけど、私は面白いなと思ってたので勝手にプログラム改造してゲームBGM付け足したりした気がする。なにせBASICだからね。余裕。なのに音楽はBASICでは作れないというね。
経緯は忘れた反面、前後関係本当は覚えてるけど、これでいい。とにかくhideくんは色々な縁も重なり東京開発チームの一員に。BGM付け足したバージョンはhideくんに見せたかなー。曲は聴かせたかもね。覚えてないや。後にそのゲームを作り直して商品化したんだよね。その頃にはhideくんはマシン語の師匠(名前覚えてるけど書かない。もし本人みてたら連絡下さい。らんぷ亭で牛丼食べた仲でしょ!! ○○○○さん俺より3歳年上だったけど当時めちゃくちゃ生意気でごめんなさい)さんに鍛えられて大分スキルアップしてた筈。
どちらかといわなくても、私は「黙って俺に付いてこいタイプ」でそれは今も変わってないんだけど、hideくんはどちらかと言うと黙って付いてきてくれるタイプというか。できないならできないなりになんか作ってみようぜって、半独立みたいな感じ、というと語弊があるけど本当にそんな感じでgoogleが一日の30%だかを好きな研究に使って良いみたいな感覚で、独自のプロジェクトを勝手に立ち上げて作ってました。
最初の企画会議は五反田駅のホームw
我々は基本的に紙とペンで企画書を書いて構成(フローチャート)を書くタイプで、企画書の清書なんかしなかったから今よりずっといい加減でテキトーだけど、こっちの方が絶対に作りやすいと今でも思う。昭和(平成だけど)。
そうなの。みんなが思ってる昭和って大体平成なんだよね。本当に昭和なのは抱っこちゃん人形とかもう少し上の世代でしょ?
で、まあそんな感じで主に私が主導で企画とか世界観とか文章とか音楽を担当。hideくんはゲームデザインも企画も文章も絵も音楽もプログラムも全部一人で出来るので、ぶっちゃけ俺なんかいらないんだけど、あの頃はスキルないなりにとにかく沢山作って経験値を増やそうって二人でたくさん作ってました。ちなみにマニュアルのゲーム説明とかも全部hideくん。わけわかんないのは大体マサキ。
ゲームデザイン自体はhideくんがやっていて、hideくんの作るゲームは難易度が高い傾向にあるから、私のようなゲーム下手人間でもクリア出来るようにイージーモードを入れてくれとか、UI変えてくれとかそんな事ばっかり言ってた気がする。
本体には怒られはしなかったと思うけど、まああんまり気分良くはなかったんじゃないかな。若かったの一点に尽きる。他のことは何も知らないので興味も無いです。後に色々知ったけどまあそれも興味ないかな。だから割とフラットなのです。そもそも過去に興味あるのは歴史上の人物くらいだし。いつでも今にしか興味ない。
私もhideくんもやることやってんだから黙ってろよのスタンスで突き進んでたし、この頃のマサキはとにかく尖ってて、尖ってるだけじゃなく物理的に攻撃的だったので(ごめんなさい)、自分が気にいらない事で噛みつかれたら絶対に引かなかったし、多分誰も何も言えないみたいな感じだったと思う。本当にごめんなさい(当時のボスには心から謝罪。他の人は知らんけど俺、ボス好きだし。不潔なお前にも一応謝罪)。
で、段々とhideくんもそういう開発に疲れてしまい、そもそも私も辞めてhideくんも辞めたので、そこで関係が途切れました。一回手紙が届いたくらい。そこで山形県に帰ったことを知りました。
で、hideくんは山形県に帰り、私はゲームではなく音楽のみにシフト。J-PHONEとか○○○○○とかVリーグの曲作ったりなんかしてた頃かな。よく覚えてないけど、そういうような事をやってる期間でした。私のフリーランス時代。
段々私も色々と面倒くさくなり、一応それまでの貯蓄があったし仕事も貰えてたのでひたすら遊びまくってふらふらしてました。一年に一週間働いてたかな。技量もないのにあの頃、仕事くれてた皆さんありがとう。めちゃくちゃ断りまくっててごめんなさい。
今だと譲れない事は譲らないと覚悟を持って信念を貫いてるけど、20代半ばくらいからは知ったかぶりの嫌われ者(周りからどんどん人が離れていく家が太い事だけが取り柄の人)がいちいち突っかかってくるのもウザかったし、同じ顔した石ころの悪意がウザくてウザくて仕方なかったです。
と、まあ、今も尖ってるとは思うけど昔は本気で尖ってたので、ウザかったと思います。ごめんね。無知って怖いよね。己の才能なんか皆無で周りのお陰で生きてられてるだけなのにね。と、当時はそんな事も考えてました。
今にして思えば「当時の私も結構、すごいよね」って思えるけど。行動力だけね。技量なんてすぐ身につくし経験が大事って今ならわかるから、この遊びまくってた期間は死ぬほど無駄だった。
インプット期間って考えたらそうかもしれないし、ハードコアテクノとロックは専門だから昔から作ってたけど、ハードテクノは比較的若い頃から好きだったから誘われて南青山でDJやったりもしたけど丘DJなのでそこまでプレイヤーとしての興味を持てなく、お前程度なら手が届くみたいなレベルだけど造形に比較的優れていたのでそういうのを武器にバンドやったりもしたけど、ゴミ虫君達はチケット全く売らないしお金も全く出さないのにごちゃごちゃと曲に意見してきたりとか自我に芽生えて死ぬほどうざかったからやめちゃった。一人しか向いてない(その大分後、もう一度ちょっとだけバンドやってるけど)。
あ、そうそう。近年しか知らない人は意外に思われるかも知れないけど、hideくんとゲーム作ってた時はBGMはほぼ全部ロック。ハードコアパンクかメタル。これは世界観との統一性みたいな感じで。本当はユーロビートとかハードコアテクノも好きになってた頃だから、晩年ハードコアテクノが少し増えたけど。いまでこそロック感ないかも知れないけど、今でも得意なのはロック。
10代の頃に作った曲はYMZで使われてたりします。オープニングとかドロー曲とか大会終了曲とか。こんな続くと思わなかったから権利問題ないという観点でテキトーに過去曲使ってました。
で、時を隔てて2022年hideくんからDM。何きっかけかはもう本当に忘れたけど、とにかく何かで私を見て連絡くれました。名前変えてどっかに生息してる事は共通の知り合いから聞いてたけど、何やら色々と謝られたけど何も覚えてなかったので何も無し。で、現在に至ります。
hideくんも私もMSXではたいした事してないけど、晩年とかマジ最先端スキルって自分たちで言ってたので、まあそうやって言い続けてたら事実になると思うから、今後は言い続けようと思います。だって90年代から現代まで一貫して現役の人には叶うわけないから、そういう方々にリスペクトしつつ、またMSXで何か作りたいなーってちょっと思いました。MSXじゃなくてもいいけどMSXでも作りたい。そしてhideくんとマサキの二人で考えて作りたい。
継続してると何があるか判らないよね。会社作ってて良かったよ。hideくんはいま全く関係ない仕事してたけど、多分本格的に現役復帰(?)すると思う。彼の才能は結構過小評価されてるって思うよ。知名度云々は置いといてね。当時のボス連中に評価されてなかった感じはするもん。俺はそもそもそこらの石ころにごちゃごちゃ言われてウザかったけど、全く気にならなくてほっといたらいつの間にか居なくなってた。多分私の死ぬほど後ろの方すらも歩いてないと思う。
みんなも継続した方がいいよ。継続って殆どの人が出来ないから。だから作品も完成しない。早々に音楽方面に流れた私と違って、hideくんはずっとゲーム制作はしていたみたいで、商業の場なのかそうじゃないのかもイマイチよくわかってないけど、聞いてません。興味ないから。その後は色々と苦労したみたいだし。
そんな事より今だよ。hideくんとマサキがタッグを組むとスゲー無敵の感じがして、これって少年ジャンプの主人公とかが本当に言いそうだし、HUNTER×HUNTERのノブナガとウボォーギンっぽくもあるけど、マジ、最強の二人って思える存在です。hideくんもそう思ってくれてたら嬉しいなあ。
皆さん、最強を実感出来る、そんな人、居る?
俺はいるよ。ゲーム開発ならhideくん(とhideくんマシン語師匠の○○○○さん)。プロレスでは米山香織(とまこちゃんや松澤さんや光留さんを初めとするYMZの人達)。デザインでは弊社社員のなしえ。
人に恵まれてる人生なので、めちゃくちゃ感謝してます。だってみんながいなかったら俺、生きていけなくて死んでるかも知れないし。hideくん同様にある程度のことはなんでも出来るって自分でも思うけど、hideくん程はマルチじゃないし、そもそも性格に難がある攻撃的な性格だから、そういうのもフォローしてくれたり見逃してくれるみんなに感謝。人間の性格って変わらないからね。
この文章はタダで全文読めるけど気に入ったら記事買うか投げ銭カモン。全額hideくんのゲーム開発に使うかhideくんに渡します。
本文ここまで。
ここから先は
私腹を肥やさない感じです。