私が作りたいもののご紹介。
現在参加している研修の最終制作物としてのアウトプットを検討している。自分が何をつくるべきか色々考えてみたので、最終的にこれにしようと思っている案と、その案に至った過程を記事にしてみようと思う。
最終制作物の概要
「娘のイヤイヤ期を、家族みんなにとって幸せな時間に変えたい」が、コンセプトの最終制作物をつくりたいと思っています。
私には現在1歳10か月の娘がいますが、最近イヤイヤ期に突入しました。
何を言っても、「いやだ」、「違う」、「自分でする」、の繰り返し。私も妻も、ついついココロが折れそうになるわが子のイヤイヤ期を、ウキウキする時間に変えたい、という思いから、この最終制作物を考えました。
現時点で考えているプロダクトの概要は下記の通りです。
1.わが子のイヤイヤの量をポイント化し、ためる
2.たまったポイントでママにプレゼントが届く
3.普段仕事でいないパパへ通知すれば、ママの頑張りに気づき、感謝もできる
ざっと、こんなコンセプトのプロダクトを作ろうと考えています。もう少しシャープな提案になるように使用する技術なども含めて今後詳細化していこうと思っています。
なぜ、この企画なのか。振り返り。
さて、ここからは、この案にいきついた経緯を振り返ってみたいと思います。はじまりは、3週間前の「最終成果物を考えてくる」という課題からでした。
1.とにかく来週までに何か考えてきて
当初、アウトプットのイメージや、何ができるかもわからないまま、「最終制作物として作りたいもの」というお題で企画を考えはじめました。
私の頭は、こんな感じだったと思います。
「これまでの人達はどんなもの作ったんだろう?」
「他の人たちが見たらどう思うだろう?見た目、体裁、気をつけよ」
結果として、多分便利だろうけど、うすうす使われないかもなーと思うようなアイデアが思い浮かびました。が、一応課題を提出完了。
2.アイデア発想アプローチから自分の企画を評価
次にアイデア発想の方法をいくつか学んだため、自分の企画が「デザイン思考」的なアイデアなのか「アート思考」的なアイデアなのかを考えてみることにしました。
簡単にいうと、「デザイン思考」とは、ユーザー中心・ユーザー課題ドリブンなテーマを軸にアイデアを発想する方法であり、「アート思考」は、自分中心・自分ドリブンで、自身のこだわりや嗜好を表現するタイプの企画手法です。
結果として、自分の企画は、デザイン思考的な要素が強い内容であり、ユーザー中心・ユーザー課題ドリブンなテーマであったことが、客観的に考察してわかってきました。
事前に考えていた企画が、デザイン思考寄りであることはわかりましたが、自分が本質的に何をしたいか考えもせずに、最終制作物のテーマを決めてしまっていいのか? と自問したとき、そんなわけない。という結論に至りました。
ちなみに、「デザイン思考」と「アート思考」は相反するものではないので、自分ドリブンのこだわりをユーザ課題の解決にアドオンしても良いはずです。よし、もう少し深堀してみよう。
3.自己偏愛マップから本質的に好きなことを分析
最後に、自分が本質的に欲していて、好きだと言えるものを、自己偏愛マップに書き起こしてみることで、本当に好きなこと、やりがいの向き先は何かを考えてみることにしました。
結果として、先の記事にも記載しましたが、
私は、家族と過ごす時間を何よりも大切にしており、根っからの家族好き人間だということ、があらためてわかってきました。
以上の経緯を経て、私は娘のイヤイヤ期でも家族が少しでも笑っていられる時間を作りたいと思い、このコンセプトの企画を思いつきました。
まとめ
自己欲求を表現し、なおかつ、家族というユーザーの課題に対する解決もしたいというのが、私が最終制作物と本質的に実現したいものでした。
正直どこまでできるか、現時点で全く見通せていませんが、このテーマであれば、ゴールに向けて自分を駆りたてることができると思っています。
皆さんも、漠然とやりたいと思っていることについて、なぜやりたいのか、振り返ってみると、本質的に解決したい課題を解決する近道になるかもしれません。
つづく。
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