クラウドファンディングプロジェクトで「良いな」と「惜しい」の差を考察する
こんばんわ。3℃です。先日私が現在参加している研修の最終制作物で作りたいものを紹介しましたが、私が作りたいモノの主旨に共感してもらうことを目的に、クラウドファンディングをゴールとしています。
ということで、少しずつクラウドファンディングについて勉強していきたいと思いますが、今回は国内最大級のクラウドファンディングサイトのCampfireのプロジェクトを眺め、「良い」と思ったプロジェクトや、「惜しい」プロジェクトの特徴を整理し、自分のプロジェクトで気を付けたいことをまとめたいと思います。※あくまで個人的な評価です。
良いと思ったプロジェクト(=応援したいと思うプロジェクト)
「ママの給食」という子育てママに必要な栄養をお届けする宅食ブランドです。良いと思った点は3点です。
1.キャッチーなタイトル
シンプルだけど、ビシビシ想いが伝わるプロジェクトのタイトル。
2.サムネイルのインパクト
子育て世代の母親から共感を呼ぶ「温かみ」が伝わる写真やフォント。
3.プロジェクトのシナリオ
どのような想いで始めたのか、目的は何かが丁寧にわかりやすく記載されていて、共感を生む。ああ、この人きっといい人だ。応援したいと思う。
4.データやアンケートの説得力
栄養成分などのデータや利用者の声を紹介していて、説得力がある。
惜しいと思ったプロジェクト
もっと成功しても良いはずなのに、と思うプロジェクトもいくつか考察してみます。
①30年続いた野生のイルカと泳ぐツアーを守りたい!
コロナの影響で、ハワイの観光が閉ざされ厳しい状況を迎えているようです。ハワイ好きからしたら共感する気持ちもありましたが、あと少しだと思った点をいくつか整理してみます。
唯一無二なツアーであることの説得力や、どういう想いでこのツアーを続けているかの納得感が少ない気がした(※あくまで個人的な意見です)無くなってしまったら、どうなっちゃうんだろう?とか、悲しい、という気持ちまで連れて行ってほしかった。
②スーツケースとベビーカーを融合、荷物を最小限まで減らして日常も旅行も快適に!
こどもってすぐに何かに乗りたがる(ショッピングカートとかスーツケースとか)ので、とても良いアイデアだと思ったが、あくまでメインの利用用途はスーツケースだとしたら、デザインが子供寄りになり過ぎていると感じた。また、説明が冗長で、流し読みがしづらく、本当に欲しい情報(例えば、サイズなど)が後半の方にあるため、情報まで行きつきにくい。
自分のプロジェクトで気を付けたいこと
プロジェクトに共感してもらうには、
①導入(目を引く、詳細ページまで来てもらう)
②プロジェクトのシナリオ(どんな人が、どれくらいの熱意をもってプロジェクトを企画しているか)
③納得性(何が良いか)
が大事だと思った。
ポイントとして下記にいくつかあげてみたので、自分のプロジェクトを立ち上げる際には気を付けたい。
・キャッチーなタイトル(シンプルだけど伝わる)
・サムネイルのきれいさ(=安心感が伝わる。モノは良いけど、見た目がチープ、怪しいは避けたい)
・シナリオの構成はシンプルにしたいが、「どれだけの想い」があって、このプロジェクトを立ち上げたか、については丁寧に書きたい。
・利用シーンなどの動画が効果的。納得感がある。
・データや利用者の声なども納得感を感じられる。
最後に
今回参考にさせていただいたプロジェクトに対する評価はあくまで個人的なものですので、ご容赦ください。とはいえ、自分のプロジェクトを立ち上げるために色々と実践したいと思うアイデアもあり、大変参考になりました。引き続き、勉強続けます。
つづく。
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