【エッセイ】誰だって、知らないことはこわい
誰にだって、初めからできる訳じゃない。
大学に入って最初に躓いたのは履修登録。
高校とは違って
クラスも、担任の先生もいなくて。
誰に聞けばいいかも分からない。
本当に困り果てたものだ。
まるで暗闇の中にいきなり1人、放り出されたような。
初めての履修登録は大失敗に終わった。
入学してすぐのこと。
4月はどこもかしこも新歓の時期で人だらけだ。
歩いていれば勝手に手の中に
ビラが集まっている。
噂には聞いていたが、ガチだったことに驚く。
自分たちのサークルに入ってもらおう