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スクショ迷子卒業!iPhoneショートカット活用術
毎日のようにスクリーンショットを撮っては、それらが行方不明になる。「あの時撮った画像、どこいったっけ?」という経験を何度繰り返したことでしょう。気になった記事、忘れたくないアイデア、後で見返したい情報...。スマートフォンの普及により、私たちは思いついた瞬間に、ワンタップで情報を記録できるようになりました。しかし、その手軽さゆえに、スクリーンショットは日々増殖を続け、まるで整理できない写真フォルダの闇の中に埋もれていくのです。
この問題に悩まされること数年。ついに重い腰を上げ、解決策を模索し始めました。単純なフォルダ分けやアルバム整理では、すぐに挫折してしまうことは分かっていました。なぜなら、それは結局「人力」での管理。いくら頑張って整理しても、日々の忙しさの中で続かないのは目に見えていたからです。
そんな中で出会ったのが、iPhoneのショートカット機能でした。この機能を使えば、
スクリーンショットを撮った瞬間に、
自動で文字を読み取り、
Gmailに送信することができます。
Gmailの強力な検索機能を使えば、「あの時の情報」を数秒で見つけ出すことができるのです。
特に画期的だったのは、この自動化された仕組みが、私の「めんどくさがり」の性質と相性が良かったこと。撮影した瞬間に自動で処理が走るため、「あとで整理しよう」という永遠に果たされない約束とはおさらばできました。
もちろん、これは私の場合うまくいった一つの解決策に過ぎません。しかし、同じような悩みを抱える方にとって、新しいアプローチのヒントになれば幸いです。大切なのは、自分の行動パターンに合った、続けられる仕組みを見つけることなのかもしれません。
以下では、具体的な設定方法をご紹介しますが、これはあくまでも基本的な枠組みです。ぜひ、ご自身の使い方に合わせてカスタマイズしてみてください。
iPhoneのショートカット設定方法
1. ショートカットアプリを開く
iPhoneに標準でインストールされている「ショートカット」アプリを開きましょう。
2. 新しいショートカットを作成する
ショートカットアプリを開いたら、画面右上にある「+」ボタンをタップします。これにより、新しいショートカットを作成するための画面が表示されます。
3. アクションを追加する
新しいショートカットを作成したら、「アクションを追加」をタップして、実行したいアクションを順番に並べていきます。
スクリーンショットを撮る
画像を一時保存
保存した画像からテキストを取得
抽出されたテキストと画像を添付して、メールを送信
4. 背面タップに割り当てる
ショートカットの作成が完了したら、iPhoneの設定アプリを開き、「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」の順にタップします。
これで、iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップするだけで、作成したショートカットが実行されるようになります。
今後の展望:Notion連携による更なる進化
GASを使ったNotionへの自動転送:
現在、Gmail経由でNotionにスクリーンショットと抽出されたテキストを自動転送するシステムを開発しています。Google Apps Script (GAS) を利用することで、Gmailに送信されたスクリーンショットをNotionデータベースに自動的に追加し、タグ付けやデータベース機能を活用した体系的な管理を目指しています。
私のショートカット設定画面のスクリーンショットを以下からご覧いただけます。
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