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適応障害になった人の記録#3

適応障害を患い休職することになった時、一つだけ決めたルーティン。
それは、毎日日記だけは書くこと。

その日記を元に、適応障害のことや休職中のことを
情報の一つとして皆さまにシェアできればと考えております。

今回は無職になってからのお話をさせていただきます。

無職スタート

無職1ヶ月目(診断後5ヶ月目)

○求職活動頑張る
○頑張りすぎてキャパオーバー

私はまだ休職中なんだ、だから病人なんだというしがらみのようなものが解けた解放感と、将来への不安で急いで求職活動を始めました。

もう4ヶ月以上社会から離れた暮らしをしていたくせに、週に何社も受けることもありました。

もう走るしかない、十分休んだと考え誰にも相談せず闇雲に就活を進め、案の定自分の軸を見失い、不安だけが積もりパンクしました。

無職2ヶ月目

○求職活動、一旦ストップ!
○離職表を提出しにハローワークへ

改めて自分と向き合うために求職活動は一旦中断しました。
内定をいただいていた会社もあったのですが、お断りさせてもらいました。
今の自分の下す決断は良いものではないかもしれないという思いからです。

将来への不安が膨らみすぎたため、とりあえず良い意味での現実逃避を。
好きなことや興味があったことを始めてみました。

今振り返ると、この頃くらいから自分が適応障害と診断されたことを意識しなくなっていた気がします。
求職活動の予定を入れすぎて受診の予約を後回しにし、勝手にクリニックを卒業してしまったこと(多分駄目)も大きな理由の一つだと思いますが。


退職した約1ヶ月後に離職表が届いたためハローワークに提出しに行きました。
失業手当をもらうためです。
(離職表を手にする前でも仮受付はできるそうです。)

失業手当を受けるには、規定の求職活動実績が必要なので、8月末から求職活動に向けてまた少しずつ活動を始めました。

就活を中断して1ヶ月、心はずいぶん軽くなった気がしました。
ただぼ〜っとするのも良いですが、やりたいことややるべきことをこなして
自分のイメージする“普通の人“の生活をしたことが自分には良かったようです。
考えすぎず、客観的に。

無職3ヶ月目

○やっぱり求職活動は難しい
○暇にも慣れてきてそろそろ飽きる

求職活動を再開しました。頑張りすぎないように、選考は週一社までと決めて。
ご縁なく内定はいただけませんでしたが、余裕を持ちながらだったため改めて自分の希望や仕事に対する思い(就活の軸)を考えることができて良かったです。

そして、そろそろ本当に働きたくなってきました。
お金もほしいし、多少の刺激はほしい。
暇もありすぎると落ち込んできます。

無職期間まとめ

『適応障害』と診断されて7ヶ月目、ようやくそれから解放された気がしました。
自然と頭から意識が抜けていった感じでした。

退職を機にストレス要因である仕事のことを考えることが減り、当事者意識が薄れていったのかもしれません。
次の仕事を見ないといけない、と少し先のことで考えるべきものが増えたからかもしれません。

変化は怖いけど、主治医の先生と相談のもと生活に変化をつけるのも良いのかもしれないですね。

無職期間は自由度が高い分、自分できちんと考えて今後の予定を立てることも大切だと思いました。
気持ちを病まないように、自分のペースで進めていくことが大切です。

と、私も私に言い聞かせて…

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