だと思っていた
わたしはわたしのことをある程度有能だと思っていた
だから愛嬌や仕組みに巻かれなくても生きていけるはずだと信じていた
でもそれは違った
有能さなど見られることはなくて
都合の良さと
感じの良さつまり愛嬌
これでほぼ人生が決まっていると言っても過言ではない
つらい
死ねたらいいのに
とふんわり思う
けど死んだらそれはそれで
流されたみたいで嫌だ
ともふんわり思う
完璧じゃなくなって生きていればいい
という人もいるけれど
完璧を目指さずしてどうして生きていられようか
茨の道を望んで歩くの
靴も履かずに裸足で
その先に何かあるのか
何もないのか
多分何もないけれど
茨の道を歩くしかない人間なんだわたしは
棘だらけの足を前に進める
人と同じ人生ならそれこそ本当に生きている意味がないよ
優しくされなければされないほど強いんだよ
強く生きていこうよ
これからも