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バックドアを考える。level1

・全てのBDFD(バックドアフラッシュドロー)色に気を配る。

 このボードにおいて、セット以外でチェックレイズするハンドを想像して欲しい。

 直感的なチェックレイズ候補は上記のようなハンドであろう。Q絡みのドローに偏っている。
さて、BDFD色に着目するとスペードとクローバーに偏っていることが分かる。一部(ボトム2P+BDFD+オープンエンド等)ダイヤを持つハンドもあるがダイヤのランクが低く、フラッシュを完成させてもブラフキャッチャーとなることが多い。
こうしたレンジでチェックレイズをしてターンリバーでダイヤが落ちるとどうなるか。

リバーレイズオールインに耐えられるハンドはほとんど無いのではないか(=自分のレンジがキャップしている)。

リバーレイズオールインに耐えるにはフロップチェックレイズするレンジを見直す必要がある。出来れば、ナッツやセカンドナッツとなるBDFDを入れたいところである。

・課題
 チェックレイズレンジにハイランクのダイヤのBDFDが過少。

・GTOソルバーを見る
 ソルバーは下記のようなハンドでチェックレイズを推奨していた。

 「トップペア+BDFD+ポケットペア」のようなハンドはターン以降2ペアになりにくく、ターン以降の相手のアグレッションに耐えることが厳しくなりがちである。であるならば、セットアウツとBDFDのEQを担保にしてトップペアブロッカーとしてチェックレイズをソルバーは推奨している。
 「トップペア+BDFD+BDSD」のようなハンドはBDFDとBDSDというEQの他に、ターン以降QやJが落ちればトップ2ペアになるという性質を持つ。またチェックレイズすることで、BDFDやBDSDがないAA,KK,AQを下すことが出来る。

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