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産後太りかと思ったら、臍ヘルニアを発症していた話。

産後は、ふくらんだ子宮が元に戻るまでお腹がぽっこりするものだ。私の場合、産後3ヶ月後の傷の確認で「子宮はきれい」と医者に言われ、よかったよかったと安心していた。ただ明らかに、その時点でもぽっこりお腹が出ていた。 心当たりはあった。深夜の授乳や細切れ睡眠の日々を乗り切るべく、ハイチュウやキャラメル、一本満足バーのような栄養食品(ほとんどお菓子だが……)をけっこう消費していたのだ。加えて夫が、東日本では手に入らない「カール チーズ味」をわざわざ箱で取り寄せてくれた。これはテンシ

    • 産後、搾母乳を4ヶ月半続けた話。

      この記事は、産後に直母がうまくいかなくて、それでもすぐ完ミに切り替えるのではなく、搾乳でできるだけがんばってみようと考えている方に捧げたい。 直母ではなく搾乳でなんとかしようとするのは無謀と思われがちだが、私の場合は生後4ヶ月半まで搾乳で母乳をあげることができた。ただ条件(後述)が揃っていたこともある。あくまで「こんな例もあるよ」という個人体験談なので、軽い気持ちで読んでいただきたい。 前回の記事で書いた通り、産後トラブルで出産の翌朝に転院し、赤ちゃん(以下、娘)と数日間

      • 出産直後に大きな血腫ができた話。

        「お産は一人ひとりにドラマがある」といわれる。産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこできるのは、医療関係者でもない限り人生でせいぜい数回。我が子を胸に載せられた瞬間の温もりと重み、そして泣き出しそうな表情(直後に泣いた)は一生忘れないだろう。 当初は自分だけの記録にとどめておこうと思ったが、産後に経験したことがなかなかレアケースだったようで、入院中に検索しまくった当時の自分のような人に少しでも役に立てばという思いで綴りたい。キーワードは産道裂傷、膣壁裂傷、血腫あたり。なお、あくま

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