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上司に詰められる社会人3年目が、優秀な人が持つ論理的思考力を定義してみた

みなさん、こんにちは
ここ1年ほど私よりも20歳ほど年上の上司から毎日詰められている社会人歴3年目の凡人です。
詰められている際によく言われることとして、

「論点がずれている」
「MECEではない」
「もっと想像しろ」
「論理的思考力が足りなすぎる」
「頭悪いな」(これはもはやパワハラ?笑)

といった具合です。

そこで今回は、私が日々詰められる中で考えた優秀な人(リーダークラス)が持つ「論理的思考力」とは何なのかについて記事を書きたいと思います。


論理的思考力とは2つの要素がある

私は論理的思考力とは大きく以下2つの要素により、成り立っていると考えています。

  1. 情報を整理する力

  2. 整理した内容から、仮説を立てることができる力

ありきたりといえば、ありきたりですね。
でも実際に会社で優秀と言われているリーダーをみていると皆さん、この上記の力を両方持ち合わせていると思います。

ここで重要なポイントは、1だけではダメなところです。
1だけを持ち合わせて、2のスキルがない人は、リーダーとしては向いていない場合が多いと思います。

1.情報を整理する力

なぜこの力が必要なのか、それは論点がズレることなく資料の作成や会話ができるようになり、その結果他人に正確に自分の考えを伝えることができるようになります。(資料も所詮は他人に見てもらうものですよね)

今手元にある情報を整理することで、共通点や差異に気づくことができます。適切にグルーピングすることで、論点がずれた、MECEではないといった問題をなくすことができます。

2.整理した内容から、仮説を立てることができる力

周りから優秀だと一目置かれたいなら、適切に整理された情報を使っていかにそこから仮説を立てること(想像)ができるか、が鍵になります。

情報の共通点や差異を整理し、そこから見えてくる傾向を発見します。
傾向が発見できれば、似たような場合はどうなるのかイメージができるようになりますし、違ったシチュエーションではどのようになるのかもイメージができるようになっていきます。
要は、仮説思考が身につきます。

ただし2については、一定の経験も必要だと私は思います。
傾向を見つけるにもそこからイメージを膨らませるにも、近しい経験があるからこそ、より精度が高まるものだと考えています。
(経験がなくても仮説を立てれれば良いですが…)

「1.情報を整理する力」のスキルだけではダメな理由

よく仮説思考ができない場合に、新しいアイデアや解決策を見つけることができないという内容がよくありますが、本記事では以下を結論としたいと思います。

1しか持っていない人は、「人の話を聞かない頑固野郎」になり、チームをまとめ上げることができない

情報を整理することはできるため、一定の方針を導き出すことはできますが、自分とは違う意見が出現した場合に、

なぜそうなるのか
その場合はありえるのか

といったことが、考えられず、自分の考えに固執した人になる場合が多いのではないでしょうか。

人に使われるプレーヤーなら、それでいいかもしれません。
でもリーダーという立場になって、チームをまとめる際に、部下の話が聞けない、自分の発言を押し付けるだけでは、チームはまとまりませんし、最悪反乱が起きるかもしれません。

いかがだったでしょうか?
今回私がコンサルティングファームで日々詰められる中で、気づいた優秀な人が持ち合わせる論理的思考力について記事にしました。

みなさんが考える論理的思考力についても、ぜひコメントください!




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