見出し画像

短い記録212:匿名劇壇の「10年分の短編集」を観に行った_3日目

ごきげんよう、ナガセです。

今日も続き記事です。

正直わたしの感想はどうでもいいから、配信観ておいでよという気持ちのほうが強い。

福谷さんのツイートも無断で貼る(もちろん面識はありません。怒られませんように)

だってさ、5,000÷14だよ?
1つ357円だよ?
コンビニスイーツくらいだよ?
しかも繰り返し観られるんだよ?

とりあえず、わたしは今日も感想を書きます。
2日目は、大本命の作品と、作品名は知ってるけど観たことがなかったものがまとめて観られてよかった。

伊藤丸あい子のめくるめく願望

若い。
台詞がなんか若い。
きっと今ならこういう書き方はしないって思いながら演出つけたんじゃないやろかってビシビシ感じた(偉そうだけど)
昔の文章とか、日記だとか、自分のものなのにそうじゃない感じが絶対あって、
1回観たらああ面白かったで何もかも忘れるやつやった。
だがそれがよい。

救世主

設定が好み。
派手な動きがあるわけじゃないんだけど、1日目に見たチェーホフの銃に近い印象がある。
静かに進む物語。
これはもう1回みたい。

ハイパーフィクション

この感想を書くまで、これだけ「あれ、何の話だったっけ?」と完全に忘れていた。
「あ、あれか、劇団の話か」と思いだしてもなお、あれだけ人数の出入りがあって、複雑な視点があるのにそんなさっぱり忘れるもん!? ということが不思議。
面白かったけど、印象がない。
なんでこれだけすっぽ抜けたんやろ。
これ、不条理劇に入るんか(チラシを眺めながら)

奇跡と暴力と沈黙

匿名短編ではこれが一番好き!!!

2日目はこれを前で観たいがために1日通し券を買った。
もうね、めっちゃ好き。
誰にも勧めないけど、この作品が死ぬほど好き。
観劇歴はそこそこあるけど、他の団体の短編かき集めた中でも自分の中ではトップ3には入るくらいに。
猟奇的な作品が好きなんかって言われたら否定はしないんだけど。
ただの雑食だからな、好みが。
フィクションなんだからもっとやれっていうのと、メタってどこから何処までなんだっていうのと、ごっちゃになってわけわからんくなるのが最高に喜ばしい。

これ、何度も書いてるんだけど、「愛想笑いって言葉はあるけど、愛想怖がりはない」じゃん?
だから、怖いっていう感情が伴う話のほうが好きなのよね、思わぬものが引っ張り出されてきて。
そりゃ舞台の上はフィクションだけど、そこで揺り動かされる感情はナマモノで一瞬たりとも同じではない。
視線の先の暴力に怯えるのと同じ脳の中で、これはお話だから本当は誰も傷ついていないということを把握していて、でも怖いと思っている気持ちはゆるぎがないし、ひょっとしたら見てはいけないものを見ているんではという錯覚も差し込まれる。
マジで脳内麻薬がドバドバ出るやつ。
これ、初演をKAIKAで見たあと家まで歩いて考え事してて、時間足りなくてもう1回そのへんを歩き回ったりした。
いやー、面白かったなあ。

ハッピーバースセンチュリー(新作)

面白かった!
適度にややこしく、適切にねちっこく、適当にゆるい。
デーじゃなくて、センチュリーなのはなんでなんだろうって思ったんだけど、世代が続く=100年単位ってことなんかなあ。

幕間

舞台にさ、目隠しというか、多分だけどちょうど役者の顔が隠れる感じのいちに黒いバーが吊り下げられてたのよ。
わたし前の方だったから、顔見えちゃう位置やってんけどさ。
あれ、匿名のロゴからヒントを得たのかしら。
なんかお洒落だった。
(台本あったのかもしれないけど)自由にしゃべってる感じで準備してて、その途中で「おまたせしましたー」ってみんな入ってきて始まる感じが、良かった。
ああいうきっちり見てもいい舞台裏が好きや。

福谷さんの記事

福谷さん、ノートのアカウントをお持ちなので記事引用します。

匿名さんのファンクラブ

匿名さん、ファンクラブあるの。
わたし、入ってるの。

今回の公演も最速でチケット買えたし、正直思っていたよりブログの更新が多い。
もっと頻度少なくてお茶にごしてるところいっぱいあると思う(し、実際知ってる)けど、ちゃんとみんな書いてる。
写真もたくさん見られる。
なので、紹介リンクを貼っときます。

こういうので合法的に舞台裏を覗き見るのが好きなので、更新楽しみにしてます。
あ、吉本さん、わたしも白石推しです、いえーい(ここで言うんかい)

グッズ

Tシャツとパーカー買いました。
かわいい。

感想文は今日でおしまい。
配信見て。
みんな見て。
わたしはアフタートークが全く見られなかったので、どっかのタイミングで見ようと思います。
じゃ、また明日〜。