ハラスメントの日々・妊娠・出産・復職・地方移住を経て、今、思うこと
こんにちは、キャリア面談を踏まえ、自分がやりたいことを見つめ直していましたが、やっとこれだ、と出会えた気がするので、徒然なるままにつづります。
営業職10年目に突入しましたが、毎日日々勉強、時に超激務になったりスローワークになったり。そのたびに自分自身のことを顧みたり放置したりするのですが、入社当時から抱き続けている人事部への異動という想いが中々捨てきれない。
なんでなんだろう?と考えたときに、それは、直感からくるイメージや採用当時の人事部へのイメージだけかもしれないが、今、ここにきてこういうことかをすんなり腑に落ちる理由が見つかったかもしれない。(後付けでごめんなさい)
私は、働く女性固有の悩みを解決しながら、その人にとって幸せな生き方を選択できるような支援をしたい、と思った。それには、私のように、一人で抱え込まないでほしいという想いからです。一つの会社に居続けづることが美徳では決していないと思っているが、上記想いの原動力は、やっぱり自分が経験してきた体験にあると思うのです。
会社って、仕事だけじゃなく、労働者が幸せに暮らせるようにサポートする役割も担っていると思うのです。トータルサポートしていかないと、結局バランスが取れず、会社を変えようという想いにつながる。
さきほど私が経験してきた体験にあると申し上げましたが、特にどういう経歴で苦しかったのか、助けてほしかったのかを考えてみました。
①ハラスメントの日々
入社1~3年はついた上司によりパワハラ・セクハラを受け、本当に毎日つらかった。満員電車を待つホームで、生きる選択をとるよりも、このまま飛び込んだ方が楽だろうなと涙を拭いながら踏ん張ってきた日々でした。
人間性の否定から死ねとか好みの顔じゃないとか罵られ、飲み会の場では超セクハラ。でも、私は、ああ、社会人ってこんなもんなんだ。って思うしかなかった。そんなときに助けてくれたのは一緒に仕事していたSEや営業の先輩陣だった。
私はその後の上司に死ぬほど助けられ、死ぬほど褒められ、なんとか自己肯定感があがり、ここまで続けられてきた。入社当時に自己肯定感が落ちるとそれがトラウマとなり、辞めていった同性の後輩を何人も見送ってきた。
自分みたいな思いをさせたくないと、思い、後輩たちに目を配っているが、それが中々難しい。自分のラインじゃない限り、自己肯定感を上げることができないと思ったし、他のラインでわーわー言っても、野次馬としかとらえられないんだなと思った。
こういうところに人事としては、もっと現場に即した寄り添い方をしてほしい思うところがあります。
②つわりがきつく、2カ月半の休職の覚悟をきめたとき
その後異動・結婚を踏まえて、第一子を妊娠。ただ、妊娠発覚2週間から怒涛のつわりがはじまった。それまでは、仕事をバリバリこなしていたタイプだったので、手を抜くこと、自分の案件を人に委ねることが我慢できなかった。
そんなとき、夫が「大丈夫だから休みな」と背中を押してくれた。これが、私にとって大きかった。
トイレともお友達になったので、当社特有の妊娠障害休暇を取得した。先人が同様の悩みを抱えてきて、この制度ができたのだろうと、だてに100年の歴史を有しているだけじゃないなと感心したことも覚えている。
そのとき思った。ここまで思いつめる前に、本人以外に上司へも予防線を張らせるべきだと。つわり中の妊婦へのメンタルケアって、きっと、だれも考えない。
③育休中
まだコロナ前だったので、よく出かけていたが、いかんせん、孤独。児童館へ行って子供の触れ合いの場を増やした。同じ時期に産休へ入っていた先輩とランチへいっていたけど、なぜ、こういう社内にコミュニティを作らないのだろう?一定のニーズがあるだろうに。
無料で、気軽に、ママ友や子供が触れ合う場が必要だと思っていた。
④復職後@リモートワーク、地方移住を踏まえて
そして、現在。リモートワーク、フルタイムママも中々慣れてきたが、マミートラックに陥りそうだ。中々仕事も頑張っているはずなのに、評価されていないように感じている。
後輩が昇進していく中で、きたないはなし、なんでこの後輩があがって私があがらないんだ?と、がっかりする人事も散見する。
こうやって、働くママがもがき苦しんでいるということを、もっと伝えたい。それがモチベーション低下につながり、生産性低下へつながり、会社への貢献へもつながる。
私の悩みは、妊娠してから、常にプライベートと仕事表裏一体の内容である。私特有なのだろうか?私のように悩んでいる女性っていないのだろうか?
もっと、前向きに、仕事を楽しいと思える女性が増えてほしい。そんなママをかっこいいと思える子供たちが、また、より素晴らしい社会を作り上げる原動力となる、願いを込めて。
そろそろ仕事に取り掛からないといけないので、ひとまず、本日はこれにて筆をおきます。
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