ゲームマーケット直前!好きなボドゲを語りたい!
――お友達を集めるのが最難関――
おはようございます、理人です。
2023年12月9日と10日でゲームマーケットが開催されるそうですね。自分は出品するものなどありませんが行ってみたいんですよね。前々から欲しいゲームがあれば万々歳。なくても見て回って帰るだけでも十分。
そんなボードゲーム好きの端くれである私ですが、せっかくそういうタイミングなので好きなことをめちゃくちゃ書いてやろうと思います。
この記事はCCS Advent Calendar 2023の12月3日の記事です。↓↓↓
CCS Advent Calendar 2023 - Adventar
前日の記事はこちら↓↓↓
†ハッキング†、戦艦設計に続くには平和な話題ですがまあいいでしょう。好きなことを書けと言われたのでね。
次の日の記事はこちら↓↓↓
すごいぞカービィカフェ。|仮名:Rネジ (note.com)
カービィカフェ行きてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!
さて、本題のボドゲですが、本当にめちゃくちゃ書くので長くても良いよという方のみお進みください
そうじゃない方は「海底探検」よろしく回れ右をしましょう。
ちなみに本記事の本編は2.以降なので、ボードゲーム以外の話に興味が無ければ1.を飛ばしましょう。
1. ボドゲが好きになった経緯とか
小学生とか中学生時代から嫌いではなかったんですよ。習い事で将棋もやってましたし。将棋をただのゲームとひとくくりにするのは2023年現在誰かしらに失礼に当たりそう。
でも当時すでにNintendo DSやNintendo 3DSが全盛期の時代、わざわざアナログゲームのために集まる小中学生など(少なくとも自分の周りには)いません。
高校生になると自分のクリエイター精神が徐々に成長していくものですから、当時創作されたブツの中には当然ボードゲームが含まれるわけですが、まだまだ机上のクーロン力です。
大学生になった最初の5月、私のボドゲ人生(大げさ)が動きます。
大学の授業が数コマ開くという事態が発生。しかしそのあとにはしっかり授業があるもんで帰るわけにもいかない。
つまり暇が発生したわけです。勉強しろ 4月まではWordleをやったり駄弁ったりして過ごしてたのですが、私はこの過ごし方にはすぐに限界が来ると分かってました。そこで私は家から行ける距離にあるドン・キホーテに駆け込み、ちっちゃい箱のボドゲを2つ購入しました。
その時購入したのは「犯人は踊る」と「キメラティック偉人バトル ソクラテスラ」です。そのうち前者は学科の友人たちの間で大好評。空きコマさえあれば集まっては回してました。後者も嫌われたわけではないですが、犯人は踊るが強すぎました。
犯人は踊るにドはまりした私と仲良し友人たち。しかし短い1ゲームを繰り返すというこのゲームのシステム上、それだけでは我々は満足しませんでした。
勝利や敗北に応じて点数を設定してレーティング方式で最強を決めたり、特殊な状況を作り出したら実績みたいなボーナスを発生させるなど、ほぼ一人でローカルルールを大成させてしまいました。ご丁寧にフレーバーテキストを付けたり紙に印刷しちゃったりして。
犯人は踊るの波が去った以降もドン・キホーテに寄っては新たなボードゲームを買い、遊び、また買い、遊び……定期試験後にはボドゲカフェに集団で行きました。
しかし重要なのはこれ自体ではなく、自分が「創る悦びを知りやがった」ことなんですよ。私のあまり見るべきではないTwitterアカウントのプロフィールにも書いてありますが、暇さえあれば新しいゲームが作れないか考えるようになってしまいました。いつかはこういうゲームについてもどこかで発信できればいいなと考えています。
2. 好きなゲームを語る
さて、自分語りはこの辺にして、ここからは単純に自分が好きなゲームをいくつか挙げてみようと思います。ルール説明ではなく紹介なので悪しからず。もしボードゲームを買ってみようと迷っている人がいましたらここから見つけてみるのもいいかも……?
なお、紹介に使用する画像はすべて公式サイトが出典です。
好きゲー1. 犯人は踊る
これは前項でも挙げましたが、ここではもう少し踏み込んで語ります。
プレイヤーの中に「犯人」と呼ばれるカードを持つ人がいて、それをカードの効果で調べたり指名したりして犯人を当てよう、逆に犯人はゲームが終わるまで逃げ切ろう、というゲームです。もちろん犯人カードは手札に混ざっているのでカードの効果でいくらでも他プレイヤーの手札へ移動しますし、そのたびに犯人であるプレイヤーも変わっていきます。
敵味方が入り乱れるカオスなゲームになることもあれば、ガチガチな推理ゲームになることもあり、試合は短いのに展開は毎回面白くなります。物足りなくなった我々が変なことをしただけで、実際のゲームとしてはシンプル、簡単、サクッと終われる非常に良いゲームです。
「あなたは犯人だ。公式サイトを訪れなければならない。」
すごろくや:犯人は踊る | すごろくやのボードゲーム (sugorokuya.jp)
好きゲー2. ito
このゲームは有名なので知っている方も多いのではないでしょうか?自分と他人の価値観のズレを考えて相手の「意図」を読む協力型ゲームです。
数字の書かれたカードが配られ、あるお題に対して「その数字っぽいもの」を発表し合い、数字を順番に並べたらクリア、というゲームです(実際には公式で対戦型のルールもありますが、協力の方が明らかに有名なので……)。
このゲームの魅力としてはまず協力型なのでいがみあわないんですね(あと一歩で小泉構文になりそうだった)。ルールもシンプルだし初めてボドゲやる人にとてもおすすめです。
「うーん、この数字は『公式サイト』ぐらいかなぁ」
ito - ArclightGames Official
好きゲー3. テストプレイなんてしてないよ
創英角POP体最高!!!!!!!
めちゃくちゃな説明・効果のカードを使って、「勝利したら勝ち」のゲームです(やっぱり小泉構文でした)。
突然じゃんけんさせられてグーを出したら負けだの、プレゼントが欲しいか聞かれて欲しいと答えたら負けだの、「私」って言ったら負けだの、理不尽とバカバカしさがてんこ盛りのゲームです。何もできずにワンターンキルされて一人勝ちなんてこともしばしば。でもなんかわかんないけど悔しい。だからハマる。全力でバカバカしさを摂取したいっていう人におすすめ。
「このゲームの公式サイトを訪問する。または8ポイントを得る。15ポイント集めたものは勝利する。」
Group SNE | 製品情報 | テストプレイなんてしてないよシリーズ
好きゲー4. ラブレター
プレイヤーの手札は1枚。毎ターン1枚引いて、1枚出して、効果を発動。これを繰り返して全員脱落させる、もしくは最後まで生き残った人の中で一番大きい数字を持っていると勝ちになるという、これまたシンプルで短時間で終わるゲームです。厳密にいうと、私が持っているのは「Love letter -恋文-」という和風テイストのゲームですが、多分大体は一緒でしょう。
注:薬師丸ひろ子の楽曲とは関係ありません。
オリエンタルラジオの中田敦彦氏が開発した「XENO」というボードゲームを同氏のYouTubeチャンネルで発見して、本当はそれが欲しかったのですが、どうやら最寄りのドンキでは売られていないようでがっかりしていたら見つけたゲームがこれです(もちろんXENOがラブレターを参考に作られたことは知ってたんですけどね)。
しかし和風版では「浪人」というカードにウッてなる友人を見れたり、「陰陽師」というカードを出すときにレッツゴー☆陰陽師の前口上をフル詠唱する猛者が現れたりしたので大満足です。
「ここではない場所」 カナイ製作所 (fc2.com)
「今とは違う時代」 ラブレター -恋文- - 幻冬舎edu (gentosha-edu.co.jp)
「とある小さな王国」 カードゲーム「XENO」 (happybrainwash.com)
好きゲー5. クイックショット!
これはドンキではなく近場のターミナル駅のそばにあるクソデカビックカメラで発見して、前情報もなんもなく衝動買いしたものです。
1から8までの数字が書かれたカードが5枚ずつあり、そこからランダムに手札が配られるので、全員が1枚を「せーの」で出し、カードの効果を使って「ゲームメーカー」の座を奪い合い、ゲーム終了時にゲームメーカーになった者が勝利です。このゲームのキーとなるのは、他人と同じ数字を出すとカードが裏返しになり、効果を発動できないということです。使いたい能力があってもそれが確実に発動できるかはわからないし、あえてそれを狙って誰かに被せに行くことも戦略です。
文字に起こすと複雑に見えますが、実際にやってみると思ったよりもシンプルかつエキサイティングなゲームです。他人を脱落させるカードによっていつの間にかタイマンになるかもしれないし、あるいはその効果が暴走して自分だけが脱落するかもしれません。
「テストプレイなんてしてないよ」に似た理不尽性と、しっかりとしたゲーム性のバランスが取れたパーティー向けゲームです。
「KOUSIKISAITO TTE NANDAKA WAKUWAKU SURU YONE」
クイックショット! - ArclightGames Official
好きゲー6. ニムト
正式名称は「6 nimmt!」だったと思います。ドイツ発祥のパーティーゲームで、私は某ゲーム実況者が遊んでいる動画で知りました。
1から104までの数字が書かれたカードを使う、黒ひげ危機一髪に似た「ドボン回避系」ゲームです。プレイヤーができることは基本的に手札から出すカードを選ぶのみ。場のどの列に置かれて……というような処理はあるルールに従って勝手に決まります。1列に置けるカードの枚数には制限があり、その制限を超えてしまったプレイヤーはダメージ。最後まで生き残る者を決めるゲームです。
このコンセプトのパーティーゲームはやはり最高ですね。最大10人まで遊べてしかもシンプルなので大人数に向いてます。私もイツメンではない人ともこのゲームで大騒ぎした経験があります。
「公式サイト19頭!」
ニムト (mobius-games.co.jp)
好きゲー7. 目撃者たちの夜
洋館に招待されたプレイヤーが事件に巻き込まれ、その犯人を突き止める人狼系ゲームです。従来のそういう系と全く異なるところが、役職の決め方にあります。プレイヤーは役職カードを2択から選ぶことができますが、その2択のうち1つは前のプレイヤーが選ばなかった方の選択肢が回ってきます。そしてもちろん自分も同様で、2択の役職のうち選ばなかった方は次のプレイヤーの選択肢に回ります。
全員の役職が決定したら誰が犯人かの議論を行います。先述のような役職の決め方をしたため、「~から○○が来て、~の方へ行った」というような情報を全員が持っていて、それも全員違います。もちろん犯人やその仲間は噓をつく可能性がありますから証言が食い違い、そこが疑心暗鬼を生むというゲームになっています。若干難しいルールもあるのでどっしり腰を据えてプレイするべきですが、やってみたら分かる絶妙な難易度と、なによりこういうゲームには必須のゲームマスターが不要というのがいいですね。
「公式サイトが客間に行くのを見ました」
すごろくや:目撃者たちの夜 | すごろくやのボードゲーム (sugorokuya.jp)
好きゲー8. はらぺこバハムート
これは先ほどまでのとはうって変わって二人用ゲームです。遊☆戯☆王やMagic: the GatheringのようなTCG好きは絶対好きになるタイプのゲームです。ターンが来たら1枚デッキから引いて、手札から2枚まで使って、相手のライフを0にしたら勝利、という単純明快の極み。
従来のTCGと大きく違うのが、デッキを二人で共有するということ。カードが全部で16枚しかないので、捨て札は頻繁に再利用します。その中でモンスターを召喚したり、魔法を発動したりして勝利を目指します。相手が何を持っていて、何が残っていて、その上で何をすれば勝てるのか。こういう戦術を考えるのが好きな人は本当に好きになりますこれは。
「イデヨン!公式サイト!」
はらぺこバハムート–ボードゲーム通販 JELLY JELLY STORE (jellyjellycafe.com)
3.おわり
本当はもっと語りたいゲームがありますが、これ以上書くとnoteの目次機能が溢れかえってしまうのでここまでにしときます。
締め切りも近づいてますし。
ここで紹介したものは全部私が購入した小箱系のゲームです。大箱のゲーム、例えば「カタン」「ガイスター」のようなものも欲しいのですが如何せん購入ハードルが高い。「トリックテイカーズ」ぐらいの中サイズなら買いたいな。ゲームマーケットとかで再販してほしい。
ゲームマーケットといえば、どうやら弊大学のとあるサークルからオリジナルボードゲームが出品されるようです。それもぜひ狙っていきたい。
あと、今回はボードゲームの紹介だったのでトランプゲームの紹介はしませんでした。しかし好きなトランプゲームもいくつかあるのでそれもまたいつか。いつかね。
ということで本当に終わりにします。
みなさま、よいボドゲライフを。
明日(12/4)のAdvent Calendarは地獄のお絵かき教室、に見せかけたカービィカフェの記事です。
またこんど!
――ゲームマーケットのチケット買うの忘れた――