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今,一番やりたいことをやってきた結果~真鍋淑郎氏のノーベル賞受賞から
2021年、真鍋淑郎(まなべしゅくろう)氏が、ノーベル物理学賞を受賞されました。
1960年代からスーパーコンピューターを使って今の気候変動モデルの先駆けとなる研究をされてきました。
その研究は、二酸化炭素による温暖化対策のための土台になるものであり、その貢献による受賞となりました。
地球物理学に関しては、ノーベル賞の受賞がこれまでなかったということでしたので、ご自分の受賞に驚かれていましたね。
真鍋先生は、ご自身の研究を
「研究をするのではなく、研究をエンジョイする」
という用言をされていました。
外的な要因で行動しているのではなく、あくまでも自分がやりたいことをしてきたということです。
この研究のあり方には、「将来役に立つ研究をしよう」とか「ノーベル賞を撮ろう」というようなゴールが設定されていません。
ゴールからの逆算で研究を行ってきたのではなく、今一番やりたいことをしてきた結果、それが世の中の役に立ち、いつの間にかノーベル賞受賞という頂に立たれたのです。
目標からの逆算という生き方ではありません。
こういうルートで、いつまでにあの峰に到達して・・・・という逆算ではなく、あくまで今そこに見える山に登り続けた。
そのような生き方の可能性がまた一つ示された気がします。