"逃亡日記" 第32夜 身体との対話・ピラティス First Take
がんばらないで身体を動かすって、こんなにも心地いいんだ…。
おいしい水をごくごく飲むように、頑なな部分がゆるまってのびやかに”動き”を楽しんでいる自分を感じとる体験。
ずっと憧れてた、ピラティス・インストラクター ナミさんのレッスンを体験してきたので今日はそんな話。
タイミングって大切だよね
ナミさんと知り合ったのは、もう3年ほど前のこと。
太陽みたいに明るくて、いつも笑顔で美しくて。会うたびに周りの人を元気にできる人だなぁ…ってずっと憧れてた。
(”女神さま(アマテラス)”に巡り合ってしまった…って出会った瞬間に思ったのは秘密)
元チア・リーダーでピラティスのインストラクターで、すっごい”身体&健康マニア”
ご自身のトレーニングで、アクロバティックな動画もがしがし公開しちゃう。
うわー…なんてかっこいい…こっそりでいいからあのマシン使ってみたいよね?
てか、ナミさんのプライベート・レッスン人生に1回は受けたいよね?って思いつつも。
“住んでる場所が遠いし”…とか、“どこも悪いとこない私が受けるのも違うのかなぁ”…とかって理由つけて、"逃げてた"
だって…なんか恥ずかしいじゃん?
レッスン受けたら、隠したい自分も全部”スキャン”されちゃいそうで。
(ええ。隠したいことだらけの人生ですw)
なんだけど。
落合塾(ここで知り合ったんだ✨)のオフ会のタイミングで、ふと思い立って"予約のとれないインストラクター"に、ダメもとで連絡してみたら…
なんと。
急遽キャンセルがでて翌日なら個人レッスン枠がとれるとのこと✨…即、予約したよね?
(仕事はすかさずリモート申請したよっ!!)
…なんか。受けるべきタイミングって自然と来るんだな…。
よし。覚悟を決めよう。
知らない自分と対話する
人生初って、いくつになっても緊張しちゃうよね。
でも、待ち合わせ場所でナミさんのいつもの笑顔を見て、自然光があふれるスタジオに入ると、心がふーっと軽くなる。
Before After のための写真撮って(方眼紙の中にマトリクスされてw)レッスンスタート。
壁に背骨をひとつひとつくっつけながら、ゆっくりロールダウン…あ、あれ?いきなり背骨が壁につかないんですけど💦(反り腰でした)
"あー…背骨のココが動いてないね。ストレッチしようか"
半球のマシンの上で、洗濯物のようにだらーんと"干される"(自分でのっかってますw)
その後も、"あ。臀筋ないねー…残念"とか
"みて。左右の足の長さが、そーとー違う。わかる?"とか、"右の股関節はまってないよ"とか。びっくりなお知らせが続く。
えぇぇ…私、どうやって歩いてたんだ⁈
左足首ばっか捻挫してたり、左股関節がガクってなるから、左がなんかあるのかとは思ってたけど…
“右足を宙に浮かせてる”状態であることが判明。
その後も、いろんなマシンをフルに使わせてもらって、全身の筋肉の状態や動き・左右のバランスなんかをスキャン&動いてない場所を動かせるようなレッスンをしてもらう。
“痛かったらすぐ言ってね””無理して動かさない””痛いのには理由があるから”
例えば。上むきに寝た状態で、腕を真上から左右に広げて気をつけの位置に戻す。
ただそれだけの動きを、マシンの絶妙な負荷を感じながら、ゆっくりと繰り返す。
痛くないし、気持ちいい。
身体のプロに守られながら動かすと、使ってない筋肉が動きだす。
“足裏から内腿、横隔膜から喉までつながってるんだよ”
“今の動きはインナーマッスルを使うようにしてるから”
今まで存在すら知らなかった筋膜や筋肉が、思い通りに全然動かせなかったり、ある場所を動かすと連動して自然に動き始めたり。
…知らない自分がどんどん見える。
(…足のアーチの引き上げだけは、一部で有名な”絶叫足ツボ”にちょっと似てて”痛いですーーーっ”って叫んだw)
さすが元チア・リーダーで女神さまは、ほめのプロで応援のプロ✨
…そんな人にずーっと”褒め”られたら…天にだって昇れちゃう心地になるよね??最高すぎる。
最後にもう一度、最初のロールダウン。
…あっ!!…背骨が壁に少し近づいてる!!
す、すごいな。ナミさん。
あっという間の1時間が終了。夢ごこちだった…。
あれからちょうど1週間
レッスン後は、即ホテルでお仕事だったのですが(…いや。ちゃんとその日のタスクはこなしたから)
その間にも、熱いフィードバックが届き…いや。次はいつ会えるかな…とか、妄想も広がりました🤣
フィードバックはとても大切。
“今”の自分を知り、弱点を知り、動きのくせを知る。
それだけでも、気をつけられることがある。
(全身のストレッチとか、肩の位置とかは気にするように続けてまーす)
今思い返せば。
自分の身体との対話だったな…と。
言葉を止めて、感覚を身体の動きに研ぎ澄ます。
感覚のセンサーがONになる。
動かすと心地いいところも、全然動かせないところ(自分の身体なのに!)も、痛いところも…知ってるつもりで全然知らなかった自分と対話するのは、すごく不思議だった。
何よりコンプレックスで嫌いだった自分の身体を”愛おしい”と思えるようになったのが、1番素敵なことだったな。
ナミさん、本当にありがとう!!
きっとまた、会いに行きますね。