見出し画像

日向路2日目後半、青島!

飫肥をでて、60分のドライブ。雨がかなり降り出してて、ワイパーが激しく動く中の移動。

あまりにひどい雨だったらホテルに直行しようかと悩みましたよ…でも豪雨というわけでもないし…

青島神社は見ておきたい

行くべきか行かざるべきか、悩ましい。6月は梅雨、雨仕方ない!

鵜戸神宮あたりも紹介されてましたが、青島はブラタモリでみてからいいところだったよねーと思い出していたところ。天気が悪いと訪問できないところでもあります。

江ノ島のように浜から橋を渡り島に行くので橋渡ってる時に横殴りの雨だと風で傘はひっくり返るし、全身濡れるから。

3日目は豪雨予想なので、この日のうちに青島に行きたいと思いながらナビはホテルに向かうガイドで走りながら、

iPhoneが示す天気予報はあと20分でやむと出ていたし、小雨ぽくなったのでホテルに向かってた道をUターンして訪問を予定してた青島神社へ。

百均で買ったレインコートを着込んで大きいビニール傘(レンタカーのところで借りた)を持って行ったら案の定、風が強く差してられない…雨は小降りになりつつもポツポツしてたので、レインコート大活躍。

橋の手前は軽薄な感じでも、海の方に出ると厳か
鬼の洗濯板と言われる天然の石。橋は弥生橋、1920年(大正9年)3月、昭和天皇が皇太子時代に架設されたのが起源で、当時のものは1940年(昭和15年)の台風によって全壊し、現在のものは1951年(昭和26年)9月2日に架け替えられたもの(Wikipediaより)

“国の天然記念物に指定されており、正式名称は「青島の隆起海床(りゅうきかいしょう)と奇形波蝕痕(きけいはしょくこん)」” だそうです。

以下のサイトから引用しました。

天然記念物である洗濯板の真ん中を通る橋。調査隊の作業を見つつ、進みますが思ったより遠い…

青島は全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定されている模様

鬼の洗濯板だけでなく、青島の植生も特殊みたいですね。なんか全体的にジャングルのよう…沖縄に近い感じ?

緑が濃いいー

橋からここの参道入り口までも500mはあった気がする…
参道が砂…さすが海の小島
建物新しい…?という印象

青島は江戸時代まで禁足地、明治の頃まで茅葺き屋根で、現在の社殿は昭和49年(1974年)に火災で全焼した後、再建されたものだそうです。(Wikipedia参照)

ここは、山幸彦が海幸彦に借りた釣り針をなくし、釣り針を探しに海に行った際に海神(わだつみ)の宮に辿り着き、帰ってきた時にたどり着いたのが青島と言われて信仰の対象になっています。この海宮に行った時に豊玉姫にあってるわけですね。

(鵜戸神宮は豊玉姫が山幸彦と夫婦になったあと出産した場所。出産した後は正体を山幸彦に見られて海宮に帰ってしまい育児放棄したので玉依姫が育てたわけですが)

宮崎は高千穂もありますし、なかなか神話の舞台が多いところ。いまだに神秘的な場所が多い気がします。変に開発されてないし。

青島神社・元宮

ここが拝殿で、もうひとつ奥にもあります。

なんか神秘的な小道
ガジュマル?みたいな木が倒木のように道を遮ってる
ソテツ?南国風味がありますね
エキゾチックない花が咲いてる素敵
元宮
万葉集にちなんだ貝の手紙の塚みたいです。
開運系の投げて割るやつの販売。
割るところ

世界三大花木コンプ!

あと今回嬉しかったことのひとつは、世界三大花木をコンプリートしたこと!

⚫︎世界三大花木とは…

  • ジャカランダ

  • 鳳凰木

  • カエンボク

の3つ。

青島神社の駐車場(下記の場所は無料駐車場、広くはない)にある熱帯植物園には世界三大花木のカエンボクがあるのです!



実は去年の50歳の誕生日にオーストラリアでジャカランダの並木道を見たいと思って旅行計画したのですが、予算が…で、断念しました。

結局、去年2023年6月に近所でジャカランダを見れると気が付き満足したのですが、

その3ヶ月後にオーストラリアの代わりに台湾へ家族旅行を企画。たまたま行った淡水で鳳凰木を見て何の花か調べていた時に鳳凰木が世界三大花木だということに気がつき、それならあと1つもみたいとなり、調べてて青島の植物園にあることがわかりました。

なるほど、カエンボクそこにあるのかいつか行きたいと思ってたところの

どこかにマイルが宮崎を当ててきた。

花木の加護でもついているのか…?

下から見上げてオレンジの花を見つけた時は感動した。咲いてない年もあるし、咲く時期と旅程が合うとも限らなかったから
2階に上がると結構咲いてた、カエンボクはアフリカの花なので温度が高くないと咲かなかったはず

世界三大花木コンプできたのが地味に嬉しいです。うちにいる大人は初・宮崎で青島に行くことに賛成してもらえたのもよかった! 

黒潮がそばを通ってる宮崎は年間通して温かく、南国リゾートみがあるのを売りにして、熱帯植物系が生えてる温室的なものはよく見かける気がします。

日南海岸を椰子の木通りにしたのも、南国の雰囲気を演出するためって、ブラタモリでもやってましたし。

違う町、南郷ではこの時期ジャカランダ祭りとかもやってる模様。これも実はちょっと行きたかった。雨じゃなければ行ってたかなー。飫肥から30分くらいだったので。


旅とコーヒー

カフェイン不足を補いたい!とカフェによく入りますが、今回本格的なコーヒー屋さんにタイミングよく出会えませんでした。

青島神社そばには、レイフォレストカフェがあり、お土産屋さんと併設しているところできれいだったので、トイレ休憩も兼ねてチョイス。

コーヒーたまに味が口に合わなくて飲めないのです。カフェイン中毒気味なのに…ここのは期待せず注文したらなかなか美味しかった。

最初店員さんがマシーンに紙コップ置いてボタン押した途端、終わったーと思ったのです。カフェなのに、ドリップではないのか!と。一瞬失敗したか?と思いきや美味しかったのです。マンゴーソフトも美味しかった!

旅館とかホテルのマシーンコーヒーはわたし不味くて飲めない…のでいつもマグとインスタントドリップコーヒーを旅行に持参します

日本の旅館は湯呑みしかないことが多く、コップも必須。ホーローのリサ・ラーソンマグを旅行用に愛用してます。紅茶とかのtea bagも持ち歩くことも。今回はコーヒーオンリー。

この日に泊まったサンクマールの朝のコーヒーはドリップコーヒーでとても美味しかったです。


サンクマール青島ホテルに滞在

ホテルは温泉があるサンクマール青島。ここはリゾート地なオサレ感もよかったのですがお安かったので…評判もいいし。何よりほとんどの部屋がオーシャンビュー!

角度を変えれば青島も見える。この景色は本当に良かった。

残念なのが羽毛布団なこと。羽毛布団は安いのだと熱がこもって暑くて寝られないのです…これはどこのホテルも羽毛布団だと印象悪いです。よくみんな寝られるなあ、あれで。エアコンを19℃下にして寝ればいいのか?!

温泉は血行促進がすごくて肌がツルツルになるヌルッとしたお湯。気をつけないと滑ります。

ごはんはシンプルで余計な工夫のない食べやすい料理で楽しめました。サービスが丁寧ですごい。

そろそろ食べ過ぎを積み増ししてるのであまり食欲がないが野菜と海鮮が多くて嬉しい。
このシンプルな鶏鍋最高でした。鶏肉はやはり宮崎美味しい
お刺身は安定の美味しさ
右が魚うどん、左が鳥ごはん、大満足のボリューム


人の作ったごはんは美味しいですね、上げ膳据え膳!

朝起きたら、完全にシケってましたが、サーファーは元気に海に繰り出していました。さすがサーフ天国、宮崎。

野菜を食べないと旅行中は体の調子をおかしくしがちなので気をつけてますが、宮崎野菜美味しいので苦になりません。玉ねぎがやたらに美味い。

若い頃は朝に米を食べるのが苦手だったのですが、最近は魚があるなら米を食べたい派になってきました。

右下の茶色いやつはマグロのあら煮でとってもおいしかったです。あと焼きサバと左下のカツオの山かけも。鳥が美味しければ卵も美味しいので温泉卵が気に入りました。

今回、旅行を通して好きになった九州の甘い醤油。

卵かけご飯(温泉卵だけど)に最高でした!

もうひとつ、気に入ったのが味噌汁!なんかほんのり甘くてしょっぱくなく、旨みが多い気がして地元の人に聞いたら麦味噌とのこと。

飫肥のあゆみちゃんマップで醤油をもらい、ついでに味噌を買ったしだいです。

いいなと思ったら応援しよう!