「統合失調症」だったとしても人生を変えられる件
第1章 Kindle作家をはじめてみた
書き始めてみた
9月の上旬になぜか「フッ」と沸き上がったのだ。
それは、娘が大学受験勉強に本腰を入れはじめたことが
きっかけだったのかもしれない。
私が、統合失調症を発症した大学受験に娘が挑戦する。
私は、果たしてあの頃から変わったのだろうか・・・?
統合失調症は、数年前に寛解した。
もう、薬を飲まなくなって何年になるだろう。
寛解は、本当にゆっくりと、
気付かないところで進んでいき
いつの間にか妄想や幻聴がなくなっていた。
今ではこれらのモノは、まったくなくなっている。
だが、ただ一つ残る疑問。
あの時代に私が経験したものは、一体何だったのだろうか?
当時、私が体験したものは、私の中では現実だった。
拙書「統合失調症から回復した、ある青年の記録」でも記したが、
毎日、組織と思しき集団に囲まれ、監視され、盗聴され、否定をされ・・・。
散々だった・・・。
必然的に「かれらの声」に否定されないよう行動し、
思考するようになっていた。
私のアイデンティティーといわれるものはすべて破壊された。
この辺りの説明は拙書に譲るとしよう。
今回は、私がどういったきっかけで「統合失調症」に関する
Kindle本を出したかについて話したい。
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