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【書籍レビュー】#09 「Kindle変な作家脳」 けんいち 著
著者のまさに真骨頂。
これぞルポルタージュ。
「現場からは以上です」だけがルポではない。
ある場所へ人に会いに行き、話をし、そして自らのその人に抱いた感想や想いを記すこともしっかりとしたルポだ。
インタビューではない。
だからこそ、オモシロいのだろう。
あくまで庁舎の視点で、会った人の像が描かれ、その後、「その人自身」がクリエイター論を語る。
このバランスが、けんいちさんの脳内を見ているようで、より好きにさせてくれる。
35人のクリエイター論は、Kindle出版に関わる方は、必見。
あなたの感覚に近い人が見つかるかも。
一般の方には刺さらない作品かもしれない。
だが、私は、すごく読みたかった本であり、刺激を受けた。
あなたも良かったら手に取ってみて。