見出し画像

【エッセイ】#08 筋トレの強度に関して考えてみた

 最近、筋トレの話を人とすることが多いので、こちらでも共有。あなたは、筋トレの重量の設定、頻度、気持ちの入れ具合などの強度についてどう考えているだろうか?

 「筋トレなんかしていないから、知らんがな!!」という声が聞こえてきそうだ。
 あまりにもマニアックな話なので、「どーでもいい」と思う人も少なくないと思うので、ページを離れていただいても結構だ。
 私のどうしようもない思考などを垂れ流した記事を読みたいという、奇特な人は続きをお読みください。
 
 会社の後輩A君は運動不足だから、筋トレをする派。
 彼の所属は、下手をすると12時間以上席からトイレ以外、離れない。もちろんこれが週5日続くのだ。元々、テニスが得意な彼は、仕事で体が硬直したり、ストレスがたまったりすることを解消するために、筋トレをする。 
 瘦せ型で、しなやかな筋肉をもち、スタイリッシュである彼は、事務の筋トレマシーンで「筋肉痛にならない程度」に体を動かし、その後30分のジョギングをトレッドミルで行う。いわば、筋肉を動かす癖をつけるために定期的な運動として、筋トレを行っているのだ。
 
 一方、後輩のB君はマッチョにあこがれるから、筋トレをする派。
 彼の所属はA君ほど忙しくはないが、座っている時間は長い。もともとB君は虚弱体質だったのだが、ココロに火をつけたのは、なかやまきんに君。男性らしい隆起した筋肉と、引き締まったウエストには蟹かと思えるほどのシックスパック。
 これにあてられた彼は、もうかれこれ10年ハードな筋トレを行っている。主食は鶏むね肉とプロテイン。典型的な脳筋を突き進んでいる。ちなみに、出勤前と退勤後にジムに通っているらしい、二人の乳飲み子がいるにも関わらず、何を考えちるのだかわからない。
 
 さらに私の実弟はダイエットがしたいから、取れをする派。
 学生時代にアメフトをやっていたため、見た目がボブ・サップそのものだ。社会人となり、デスクでの仕事が多いため、体は膨張していく一方だった。腰回りの浮き輪のようなお肉のおかげで、腰回りで合わせたパンツは裾上げにこれでもかと布を無駄にするほどだ。
 これではいかんとはじめたのが筋トレ。アメフトに力を入れていたこともあり、全身汗びっしょりになるくらいに筋肉を追い込み、最後のジョギングでさらに体をいじめる。ジムのあとのご飯はおいしく感じるらしく、いきなりステーキで500gのステーキで一日を締める。なんのための筋トレなのかと感じてしまうほどの食欲に私は大きな疑問を残す。
 
 最後に。私は、試験のため、又はきれいな身体を維持したいから、筋トレする派。
 拙書でも言及しているが、私はある試験に挑戦している。
 その試験には肉体の状態や運動能力も試験内容に含まれる。試験は約5年に1回の開催が予定されているため、試験前の2年間に集中して体を作り上げる。
 その他の期間では、「自分が納得するきれいな身体を維持するため」に筋トレを行う。そのため、部分的な筋トレが中心になる。私は撫肩なので、頭が大きく見える。これを視覚的にバランスの良い体に見せるため、大胸筋と三角筋(肩)の筋トレを重点的に行う。すると一見バランスのいい体つきに見えるのだ。これが、私が思う「合法的な肉体改造」だ。
 
 ここまで見てきたように筋トレは人によって目的が違い、その方法や強度もまったくに異なる。だからこそ、誰かに筋トレの方法やメニューを強制されるものではない。ただ、誰かの方法を参考にして、自分の納得する方法にたどり着ければそれでいい。
 つまり、「自由でいい」「どーでもいい」のだ。
 
 筋トレに関して私のように思っている人は多いように思う。だが、これが仕事のやり方、執筆方法、お金の稼ぎ方になると、同じように思えなくなってしまう人がほとんどだ。
 本質的には、「目的を達成するための手段を誰かに矯正されるものではない」ということ。もっと自由に、テキトーでいいのだ。
 
あ、人生を変えたいのであれば、私の本を読むべきです!(笑)
 

いいなと思ったら応援しよう!