見出し画像

台湾の松山空港に3ヶ月留守番したpixel buds を引き取りました

台湾に戻ったら真先にやりたかったことがある。
前回、松山空港の手荷物検査場で忘れたイヤホンを受け取りに行くこと。

便利なもので、台湾で届けのあった忘れ物はサイト上で探せる。

拾得遺失物管理系統
https://op2.npa.gov.tw/NM107-512Client/OP01A01Q_01.jsp

松山空港での忘れ物は、「拾得物招領網路公告」とあるページで「受理單位」を上から順に

--第一欄位 A2300.航空警察局
--第二欄位 A23Z1.航警局臺北分局
--第三欄位 空白列

https://www.tsa.gov.tw/page?id=f4507b7a-840d-4168-a666-344dcbaf68fb

と指定する。地区(拾得地點)は臺北市。

前回帰るとき、他にも直前の高雄旅行で歯ブラシを忘れたり、何かと痕跡でも残すかのようなムーブをしていた。やはり帰りたくなかったのかもしれない。

イヤホンが届けられたのは、松山空港となりの「航空警察局臺北分局」だった。丸腰で赴いて片言の中国語で説明する。「遺失物(ㄧˊㄕㄨˋ)」は字面は同じだけど発音はまったく違う。サイトの遺失物情報と合わせて探し出してもらった。

とくに難航することもなく、入口近くのテーブルでポツネンと待つ。勤務中の人たちがミルクティか何かのカップを片手に談笑していたり、電話口の相手には台湾語と華語を使い分けているのを眺めて台湾を感じる。

「BOG」って書かれてる?と聞かれて(BOCなんだよな…)と思いつつハイと答えた。見る人が見ると分かりますね。
ちなみに台湾の人のGは「ジュー」みたいな音がする。

やはりドット絵(pixel art) を嗜むものとして、イヤホンもPixel buds でないとならない。冗談です。

受け取ったらとくにそれ以上の必要な手続きもなく、退室。サッパリしたものである。

3ヶ月。つまり、このイヤホンは自分より長く台湾に住んだということか。驚いたのは蓋を開けてみたら充電がまだあったこと。

何事もなかったかのように繋がった

取り出すと感慨にふける間もなく、先ほどまで別のイヤホンで聞いていた曲の途中から流し始めた。君もずいぶんさっぱりしたもんだな。良いけど。


※受け取りには身分証としてパスポートを持参しました。
※保管期限があるので頻繁に行かない人は注意です。


少し前に台湾に戻りました。

絵を描いたりしています。目前に決まっている出展など:

  • PIXEL DOT PARTY (オンライン) | 2023/11

  • COMITIA146  | 2023/12

  • グループ展@前橋 | 2024/06


いいなと思ったら応援しよう!