夫の4ヶ月育休から見えてきた"男性育休"のメリット
早いもので、双子が生まれてから3ヶ月が経った。
最初の1ヶ月は24時間がとにかく授乳・オムツ替え・抱っこ・自分の細切れ睡眠時間の確保で過ぎて行き、今振り返ると過酷な1ヶ月だったな、、と当時の私を褒めてあげたい。笑
産後3ヶ月ということは、夫も育休丸3ヶ月。
あと1ヶ月で育休期間が終わる。
元々は2ヶ月の予定だったけれど、生まれて3週間目くらいの時に「1ヶ月後に子ども3人ワンオペは無理!!」と早々に白旗を挙げ、4ヶ月に延長してもらった。
※育休取得にあたってのやり取りはこちら↓
3ヶ月間、仕事から離れて育児家事のみが自分の時間の大半になるなかで、夫に見られた変化が3つある。
愚痴が減った(笑)
子どもの「今」を見て対応できるようになった
子どもの変化・成長に喜びを感じるようになった
1.愚痴が減った
仕事の!愚痴が!減りました!笑
当たり前かもしれないけれど、彼にとって仕事は楽しい反面常に緊張感を伴うものだったらしい。
なかなか上手くいかない事があるとやっぱり凹むし憤る。
元々とっても真面目な性格なだけに、気になることがあると常にその問題・問いが頭の中にあって、食事中も寝かしつけ後のリラックスタイムでも、話しながら頭の中を整理していくタイプ。
こちらのHPが高い状態だったら「うんうん」って聴きながら頭の整理や愚痴にも付き合えるんだけど、双子妊娠中は長女の面倒を見るのでぶっちゃけ精一杯。
「お願いだから静かな時間をくれ、、!」と思ってしまうこともしばしば。
が!育休に入ってから、当たり前だけれどストレスの根源である仕事から離れるので、明らかに愚痴や相談が減ったのは私にとって有難い変化であった🙏🏻
(今度はまた別のストレスがかかってくることになるけれど、、)
2.子どもの「今」を見て対応できるようになった
これも大きな変化!
今までは、頭の中のほとんどが仕事で占められていたからか、長女のちょっとした変化や声掛けにもなかなか気づくことがなかった。
手先が器用になってきて自分で箱に物を入れたい時期だけど、先回りして入れちゃう、とか。
自分でスプーンを使って食べたがってるのに、食べさせてあげちゃう、とか。
気になるテーマの調べ物をしてるのかずっとスマホ見てるから、そりゃー子どもの変化には気づかないし、オムツ替える・食べさせる・寝かせるくらいの規定行動しかできない。
一方で育休に入って24時間が育児に占められるようになると、頭の中を占めるテーマが育児に変わってきたのか、双子や長女の変化に気づけるようになってきた。
最近はお買い物ごっこにハマってるんだなぁとか。
お風呂に入る時は手で水鉄砲やると喜ぶんだなぁとか。
双子の笑顔が増えてきたなぁとか。
ちょっと顔が赤いから暑いのかな?とか。
一つひとつの変化に気づきながら、不器用ながらも自分の対応を変えられるようになってきたので、長女が「パパ」と呼ぶ回数も格段に増えた気がする。
この状態を継続できれば、双子もパパっ子になるんじゃないかなぁ☺️
3.子どもの変化・成長に喜びを感じるようになった
2.に紐づくけれど、今までは小さな変化に気づかなかったので喜ぶを感じるまでもなかったらしい。
長女の時はほとんど全てを私が担っていたので、「いつの間にか成長していた」感じだったらしく、喜ぶポイントも得づらかったとのこと。
ただ今回は、自分の関与(授乳やオムツ替え、あやしなどなど)が明らかに双子の体重増加や表情の変化に影響を及ぼしてるので、達成感のような喜びを感じるみたい。
子どもにはあまり興味無い人なのかなーと思っていたし、本人もそう自認していたんだけれど、それは子どもに興味がないんじゃなくて、興味を持つほどに自分が関わる余白がなかったからなのかもしれない。
そんな感じで、今回の育休を通して私は初めて「夫と協働・協力している」と思えるようになった。
これはもしかしたら、長女がいる&双子という特殊環境だったからかもしれない。
双子でなく1人だったら、授乳もオムツ替えも寝かしつけも、私一人でやれてしまうから夫の出番を作ることはできなかったかも。
まだまだ小さい長女を抱えての双子育児はもっと大変かと思っていたけれど、夫が動かざるを得ない状況を作り出してくれたおかげで、想像よりも全然大変じゃないしむしろ楽しい🤤💓
色んなご家庭があることを理解した上で、「"男性が動かざるを得ない"育休取得」は、家族にとってメリットしかないのでは?と感じる最近である。