天盃龍の感想
ここ半月の自分のレート戦の記録を見返し、天盃龍のデッキ相性について考察する。
これはただの予防線だけど、人に読んでもらうつもりで書いてないので、読みにくかったらごめんあそばせ。
である調とですます調が混じってるのは癖。
期間の最中で構築やプラン、プレイはコロコロと変えていたので、話半分程度に。
また、自分の構築は捲り札なし・黄金櫃ありの構築なので、一般の構築とは多少異なるかも。
最終レートは1600です。
【天盃龍】微有利
合計:107戦60-47(56.07%)
先攻:57戦27-30(47.37%)
後攻:50戦33-17(66.00%)
ミラーマッチは練度の差で自分有利。
真面目な話、《禁じられた一滴》がとにかく弱い印象を受けた。
そしてそんな弱いカードを対戦相手の多くが入れており、自分は入れてなかった。だから勝ち越すのは当たり前。
もちろん一滴に負けた試合もあるが、それ以上に一滴を使われた上で勝った試合の方が多い。
理由は単純で、一滴の手札コストが重いのだろう。
相手目線、コストとして
初動を捨てる→追加で初動を引かなければならない。
誘発を捨てる→次のアタックが失敗したらもう防御ができない
ドライバーニビルなどのゴミを捨てる→盃満ちる燦幻荘のコストが足りない
と、何を捨ててもちゃんと困るのだろう。
とはいえ、一滴があったから延命してワンチャンス作れた(そのチャンスを掴めないだけ)という説はあります。
一滴の枠に有効な妨害札を入れればよりチャンスが広がったり、
初動などを入れておけばリーサルできた気もしますけどね。
その辺は今度検討します。
【霊獣】不利
17戦4-13(23.53%)
本当に勝てない。
キツいポイントは主に以下の4点。
・誘発貫通力高すぎ
・バグースカ強すぎ
・ちゃんと手札誘発も入れてる
・ワンキル失敗したら、“無から展開“してくる
・誘発貫通力高すぎ
ヴェーラー無限1枚では中々止まってくれない。しんどい。
・バグースカ強すぎ
(今は入れてないが)ドロールなどで無理やり展開を妨害しても、苦しそうな顔をしながら出てくるバグースカがどうしようもない。
これに関しては、自分が捲り札を入れてない関係もあるが。
・ちゃんと手札誘発も入れてる
どうにか展開を止められても、こちらの初動に霊獣側もちゃんと無限を当ててくる。
こちら側にちゃんと手数を要求してくるのだ。
・ワンキル失敗したら、“無から展開“してくる
ワンキル失敗したら、墓地の精霊獣使いレラを絡めて再展開してくる。手札誘発は1ターン目に使い切っててもう残ってない。おしまい。
纏めると、対霊獣で
天盃龍側の勝ち筋は
・霊獣の展開を止めて、かつちゃんとワンキルする
の一本道なのに対して
霊獣側は
・先行展開を通す
・(展開に失敗しても)ワンキルを防ぐ
のどちらかで勝てる。
ので、天盃龍側が不利だと思いました。
(デッキを回す難易度やカロリーは考慮しない)
【粛声】有利
18戦13-5(72.22%)
かなり意外な結果。
ローローガーディアン神の宣告の布陣を組まれたら余裕で無理ではある。
しかし大量の手札誘発がローガーディアンの成立を拒否できる。
結果、お互いに初動を止め合い、最終的には天盃龍側が先に初動を通して勝ち。というケースが目立った。
また、粛声側が罠を引けなかった場合は、ローガーディアンサウラヴィスや、ローガーディアン威光が成立しても、天盃龍側がメインギミックだけで楽々乗り越えてワンキルしてしまった。
ローガーディアン+罠の布陣を組めれば流石に粛声の勝ちだが、ローガーディアンのみ・罠のみでは勝てないということ。
そして粛声側は罠を引かないと(ギミックだけでは)天盃龍の猛攻を止められないのに、罠を引くと手数が減ってローガーディアンの成立が難しくなるという話がある。
要するに粛声側の”全持ち”のハードルがかなり高く、そのぶん粛声側が勝つのが難しいのかなと思います。
また、粛声なる結界が永続リソースなので手札誘発プランへのメタとなっている......ように見えるが、結局儀式モンスター+生贄+儀式魔法を揃えなくてはならない関係で、あまりアド差がついてない印象。
粛声なる結界は2枚初動の片割れをサーチできても、もう片方を別の手段で用意出来なければ、結局そのターンは動けないのだ。
そして1ターン待つと、チュンドラが襲いかかってくるのだ。
結界1枚からローガーディアンが成立するようになったら、かなり粛声側が有利になると思うよ。
そんな日は来る予定がないけど。
永続罠(センサー万別やサモンリミッター)を引かれた試合はそれだけで負けうるけれども、制限カード素引きは再現性が無いため、あんま考慮に入れない。
【ユベル】微不利
12戦5-7(41.67%)
展開を止められれば勝つし、止められなければ負け。
やはり初動の枚数が制限改定で削られている点が厳しいのか、かなり止められる印象。
ユベルは展開に失敗した場合はロクなリソースが残らないので、スピリットオブユベルでワンキルを防げても、天盃龍のブラッドローズバロネス天球の牙城を崩せない。
なので結局、ユベル側が展開できるかどうかって感じ。
【ラビュリンス】不利
8戦3-5(37.50%)
天盃龍の超天敵!超イージー対面!ってイメージがあったけど、意外と勝ってる。
結局の所、ウェルカムが通るかゲー。
次元障壁やルンペルでターンを稼げても、姫の特殊召喚が出来なければ結局いつかは、天盃龍の攻撃が通るのだ。
自分はレッドリブートを入れてないのにこれだけ勝ててるので、レッドリブートを入れてる人はもっと勝ててるのではないでしょうか。
元々は自分もラビュリンスを使う予定だったけど、天盃龍側がガチでキレてレッドリブートを使い出したらおしまいだし、あまり自分では使いたくないなって思っちゃった。
(ちなみに、天盃龍がレッドリブートを入れるくらいラビュリンスが流行したタイミングでは、自分は天盃龍を使わないと思います)
【ティアラメンツ・60GS】有利
※見分けるのが難しいので、ティアラメンツを使っているデッキは一括りにしちゃった。
24戦18-6(75.0%)
天盃龍に勝ちたいなら、わざわざ派手なぶん回しなんかしようとしなくていいよ。
霊獣を使いな。
流石に芝刈りが決まった時は特殊勝利ではあるものの、実は手数が大した事がない印象。
“落ちて強いカード”を素引きしても何にもならないし。
レイノハートと虎菱乃玄など、召喚権被りもままあるし。
1を通せば100億妨害になるデッキだが、その1が天盃龍相手には通せないのです。
しかも天盃龍を倒すには100億妨害なんて必要なくてせいぜい2〜3妨害でちゃんと処理できるし。
霊獣を使いな。
汎用の妨害手段がないので、展開失敗した時点で負け確定なのもしゃばい。
無限抱影を積める霊獣を使いな。